TW747 P アイアン／ヘッドスピード別試打

筒康博「やさしさの中にも本間の表現力」

―率直な印象は？
「めちゃくちゃ構えやすいです。なんだろうこれ？ ちょっとアイアンがうまくなった気がしますね（笑）」

―うまくなった気…？
「はい。現在アイアンに求めるものは多様化されてきていますが、本間ゴルフのアイアンは距離感、スピン量、打感に関して、細部までこだわった部分をしっかり表現している。そのことが、このモデルですごく良く伝わりました」

―こだわりが感じられる？
「これだけ寛容性のある、スイートスポットの広い形状にも関わらず、ちゃんとその伝えたい部分が表現できているのです。もちろん飛距離も飛んでいないわけではありませんが、そのこだわりの部分がユーザーに届く点で、とても所有感を持てるモデルと言えそうです」

―使用したシャフトはどう？
「純正カーボンシャフトの『VIZARD for TW747 50』の操作性がすごく良いです。軽さがあるのに、しっかり感もある。扱いやすさとスチールシャフトのようなコントロール性が備わっているので、スチール使用者でもすんなり移行しやすいと言えますね」

―総合的な評価は？
「とても高得点なアイアンです。本間ゴルフTWシリーズと聞くと、本格派でプロユースモデルかと思いきや、私でも使えるやさしさがあり、正直驚きました。すごくワクワクさせてくれるモデル。実際に(7番より)上の番手でも打ってみたいと思わせるクラブでした」

■ 筒康博（46）

変幻自在に球を操るクラブフィッター。クラブフィッティング＆レッスンスタジオ「PCM Labo」総合コーチ。プロアマ問わず7万人以上のゴルファーにアドバイス経験を持つ。身長168cm。

• 1WのHS30台・西川みさとの場合
• 1WのHS50台・万振りマンの場合