テーラーメイド
発売日:2019/02/15 参考価格: 123,120円
発売から約3カ月が過ぎたが、いまだ注目度の高いテーラーメイド「M5/M6」シリーズ。ウッドには賞賛の声が集まっているが、アイアンはそれほど大きな反響がないのが現状。「スピードブリッジ」と呼ばれるバックフェース側の新構造が、高弾道と高初速と優れた打感を生むというのだが、果たしてその評価は!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。
試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。番手は7番アイアン、シャフトは純正の「NSプロ 930GH」で3人ともフレックスSで試打を行った。比較対象の兄弟モデル「M6 アイアン」も同じ7番で、シャフトは「フブキ TM6 2019」を同フレックスで検証した。
「やさしいのか難しいのか不明」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「見た目はやさしそうなのに実際はそれほどでもなく、正直コンセプトが分からない」と評価は低めだ。逆にHS40台の筒は「見た目からして扱いやすい。引っかけのミスが出にくい」と高評価。HS50台の万振りマンは「すべての要素を平均点に収めようとしてコレというウリがない」とマイナスポイントを並べた。
それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。