クラブ試打 三者三様

エピック フラッシュ スター フェアウェイウッド/ヘッドスピード別試打

2019/06/08 05:00

新たな飛び系FWの“初速感”は吉か凶か!?

“飛び系”のフェアウェイウッド(以下FW)に定評のあるキャロウェイから、今季発売された「エピック フラッシュ」シリーズ。AIで導き出されたフェース構造「フラッシュフェース」を搭載し、2本の柱「ジェイルブレイクテクノロジー」も取り込んだFWの飛びは、吉と出るのか凶と出るのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。番手は3W(ロフト角:15度)、シャフトは純正の「スピーダーエボリューション for CW」で、西川のみ硬さR、筒と万振りマンは硬さSをそれぞれ使用した。

もうひと伸びが欲しい」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「ロフトが立っている3Wでも高さは出ていたのですが、飛距離に少しだけ物足りなさを感じてしまった」とのこと。HS40台の筒は、「とても初速感があり、チタン製ドライバーを打っているような感覚になった」と評価。HS50台の万振りマンも、「ドライバーが必要ないほどの飛び」と飛距離性能を絶賛した。

何と言ってもウリは強弾道を生む「フラッシュフェース」
基本的にすわりの良さを感じるシャローフェース(上下の高さが低い)
ヘッドの投影面積は大きめで安心感がある

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「もうひと伸びが欲しい」≫
1 2 3 4