RTX4 フォージド ウェッジ/ヘッドスピード別試打

勝みなみも使う シリーズ史上最高スピン性能は本当か!?

松山英樹が長年愛用する「588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド ウェッジ」に代表されるクリーブランド「RTX」シリーズ。なかでも最新モデル『RTX4 フォージド ウェッジ 』は“シリーズ史上最高のスピン性能”とうたわれ、今季すでに2勝を飾った勝みなみも使用する。果たして、そのスピン性能はアマチュアユーザーも恩恵を受けられるものなのか!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは3人とも純正の「ダイナミックゴールド S200」を使用。打席ではロフト角52度(バウンス10度)、バンカーではロフト角58度(バウンス9度)を採用した。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール(ツーピース)で計測した。

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イメージしやすい好みの顔」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「やや出っ歯で全体的に丸みのある形状が、ボールを拾っていけるイメージを出しやすい」とのこと。HS40台の筒は「ソール形状の抜けの良さでスピンがかかりやすい」と一番の特徴となるスピン性能に言及。HS50台の万振りマンは「構えたときにフェースが勝手に開いてしまう…」とやや辛口評価となった。

RTX4 フォージド ウェッジ/ヘッドスピード別試打
スコアライン外の部分にもミーリングが施されている
RTX4 フォージド ウェッジ/ヘッドスピード別試打
クリーブランドファンなら納得の小ぶりでツアーモデルらしい形状
RTX4 フォージド ウェッジ/ヘッドスピード別試打
やや全体的に丸みがあり、開いて使いたくなる顔

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

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