いま最もキテる! “プレミアムヘッド”で黄金スペック
“アスリート系シャフト”とのマッチング
ここ数年、ドライバーの売れ筋ランキングで上位を賑わせているシニア層をメインターゲットにした“プレミアムヘッド”。以前は「やさしすぎて自分には合わない?」と思っている人が多かったが、最近では上級者やツアープロでも、ややシビアな“アスリート系シャフト”を組み合わせることで、飛距離と正確性を手に入れているという。
【代表的“プレミアムヘッド”ドライバー】
・グローレG ドライバー(テーラーメイド)
・グローレF ドライバー(テーラーメイド)
・ゼクシオ ナイン ドライバー(ダンロップ)
・PHYZ ドライバー(2016年)(ブリヂストン)
・VG3ドライバー(2016年)(タイトリスト)
・マジェスティ ロイヤル ブラック ドライバー(マルマン)
あの松山英樹も試した! “プレミアムヘッド”
実際、この組み合わせでシニアプロが人生最高の飛距離を手に入れたり、女子プロやトップアマもこぞって使っている。そんな中、いま特に注目される理由として、これまで見向きもしていなかった男子プロも使用し始めたという事実。現実に、日本人屈指の飛距離を持つ額賀辰徳や甲斐慎太郎などが『ゼクシオ ナイン ドライバー』を使用している。また松山英樹も米国でテストを行ったというニュースも昨年話題となった。
「シニア向けでしょ…?」 抵抗感のある3名が試打!
ただ、それでもまだ「シニア向けはちょっと……」と懐疑的な年齢30~50代のアマチュアがいるのも事実。そこで今回は、そんな3名のアベレージゴルファーに集まっていただき、クラブフィッターの鹿又芳典氏がそれぞれのスイングタイプを見てベストマッチな“プレミアムヘッド×アスリート系シャフト”を試打していただいた。
【テスター1】 “強力スライサー”が、ハイドローに♪
石崎宏二さん(49)
ゴルフ歴:20年、平均スコア:100、ラウンド頻度:月1~2回、持ち球:スライス
<現在の悩み>
・頑固なスライス
・打ち出しから大きく右へプッシュ…
・飛距離が210~220yくらいしか出ない
<試打スペック>
グローレG ドライバー × ツアーAD GP-6(S)
【テスター2】 “吹け上がり”が抑えられブッ飛び!!
内海大輔さん(33)
ゴルフ歴:4年、平均スコア:105、ラウンド頻度:月1回、持ち球:スライス
<現在の悩み>
・球がホップして吹け上がる
・スイングに見合う飛距離が出ない
・200yくらいしか飛ばない
<試打スペック>
グローレF ドライバー × Speeder 569 EVOLUTION(S)
【テスター3】 “たまにドロップ…”がゼロ! 安定感アップ!!
義煎照夫さん(47)
ゴルフ歴:9年、平均スコア:92、ラウンド頻度:月1~2回、持ち球:ドロー
<現在の悩み>
・弾道が低過ぎ
・もう少しキャリーを出したい
・コントロールしたドローが打ちたい
<試打スペック>
ゼクシオ ナイン ドライバー × KUROKAGE XM 60-S
「なぜ、いま“プレミアムヘッド”なの?」を鹿又氏が解説! 次のページへ→
解説・フィッティング / 鹿又芳典
ゴルフショップ マジックを主宰。豊富なギア知識と年間2,000本以上にも及ぶ試打経験を生かし、クラブフィッターとして数多くのゴルフ誌で活躍中。「HOT LIST JAPAN」特別審査員も務める