年間アクセス数が多かったゴルフギアは? 2017年アイアン編
「今年一番多く閲覧されたゴルフクラブは何なのか?」 GDO『ギアカタログ』内でアクセス数の多かったゴルフクラブをカテゴリー別にランキング形式でお伝えする企画。第4弾はアイアン編。各メーカーが“飛び系アイアン”を発売しブームが巻き起こっているが、はたしてランキングに影響はあるのか。
第5位 タイトリスト 716 AP2 アイアン
第5位はタイトリストの「716 AP2 アイアン」。トウとヒール側にタングステンウエイトを装着させることで、ヘッドの慣性モーメントをアップした。世界ランキング2位のジョーダン・スピースが使用するなど、海外選手からの人気が高い。
第4位 キャロウェイゴルフ APEX アイアン
第4位はキャロウェイゴルフの「APEX アイアン」。2015年に発売されたモデル。4番から7番では、軟鉄フォージドボディに360度カップフェースを採用することで、飛距離性能と打感を両立した。8番以下は、フェースの位置によって肉厚を最適化し、バックフェース側にエラストマーをつけることで、打感の良さをアップ。ツアープロでは、今季「マスターズGCレディース」で優勝した上田桃子が愛用している。
第3位 スリクソン Z765 アイアン
第3位は「スリクソン Z765 アイアン」。2016年に発売されたモデルで、アスリートモデルにしてはヘッドが少し大きく安心感がある。ソールはV字型に削られていて、ヘッドの抜けがよいと中上級者の間で評判のアイアンだ。
第2位 キャロウェイゴルフ スティールヘッド XR アイアン
第2位はキャロウェイゴルフの「スティールヘッド XR アイアン」。かつての名器「X-12」や「X-14」アイアンを彷彿させる形状だ。360度カップフェースにより、飛距離性能が高くミスヒットに強い。ツアープロでは、石川遼がロングアイアン用として、ロフト角21度を使っていた。
第1位 スリクソン Z565 アイアン
第1位はスリクソンの「Z565 アイアン」。3位だった「Z765 アイアン」とともに、スリクソンが1位と3位に入った。ヘッドはポケットキャビティ構造で、シリーズの中で最もやさしいモデル。ヘッドは大きめでグースもついており、構えた時の安心感がある。V字型ソールでヘッドの抜けがよく、2ピースの構造ながら打感がいいのも高評価につながっている。
流行りの飛び系アイアンはランクインせず
最近流行りの“飛び系アイアン”が上位を占めるかと思いきや、1年以上前の旧モデルがTOP5を占める形となった。ゴルファーの加齢に伴い、飛距離を求めるゴルファーは一定層いるものの、アイアンは狙った場所に打ててナンボのクラブ。操作性や打感に重きを置くゴルファーが多かったということだろう。
ちなみに、2017年以降に発売されたモデルのなかで人気だったのは、男女の賞金王が使用しているピンゴルフの「i200 アイアン」。飛距離性能が抜群のキャロウェイゴルフ「GBB エピック スター アイアン」。アスリートゴルファーから支持を得ているタイトリストの「718 AP3 アイアン」だった。やはり王道は、中級者でも扱える少しやさしいアスリートモデルといったところか。
第5弾はウェッジ部門のTOP5を予定。
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