前年覇者のクラブはどう変わった? マスターズに向けたセッティングを調査
いよいよ11日(木)にメジャー初戦「マスターズ」が開幕する。昨年はパトリック・リードがリッキー・ファウラーとジョーダン・スピースを振り切り、メジャー初優勝を飾った。今回は用具契約フリーのリードが昨年のマスターズで使用したクラブと、それ以降の変化について調べた。(プロ選手は頻繁に用具を変更するため、現時点とは異なっている場合があります)
※上段が昨年のマスターズ、下段が今年に入ってから使用したクラブ
・ピン G400 LSテック ドライバー
⇒変更なし
マスターズの際は、ピンのG400 LSテック ドライバーを使用した。昨年人気を博したG400シリーズの低スピンモデルで、つかまりの良さと直進性の高い弾道を打てるのが特徴。今年も継続してこのドライバーを使っている。
・ナイキ VR PRO フェアウェイウッド(3W)
⇒タイトリスト TS2 フェアウェイウッド(3W)
フェアウェイウッドはナイキのVRプロを使っていたが、タイトリストのTS2 フェアウェイウッドに変更した。爆発的なボールスピードと直進安定性をうたうTS2 ドライバーの性能をそのままフェアウェイウッドに踏襲したモデルで、寛容性も高くなっている。
・タイトリスト 716 T-MB アイアン(3番)、キャロウェイ X フォージドアイアン(4番)
⇒ピン G410 ハイブリッド
フェアウェイウッドの次としてタイトリストの716 T-MBの3番アイアン、キャロウェイ X フォージドの4番アイアンを使用していた。今年に入ってからはこれらの代わりにピン G410 ハイブリッドを入れている。G410ハイブリッドは初速性能の高いフェースと、ミスショットでも飛距離が出て真っすぐ飛ばせるとうたう。
・キャロウェイ MB-1 アイアン(5番~PW)
⇒タイトリスト 718 MB アイアン(5番~PW)
5番以下のアイアンはキャロウェイのMB-1から、タイトリストの718MBに変わった。718MBはマッスルバックならではの肉厚でソフトな打感を特徴とする。
・Artisan(51度、56度)、タイトリスト ボーケイデザイン SM5ウェッジ(61度)
⇒変更なし
・オデッセイ ホワイトホット プロ パター
⇒スコッティキャメロン プロトタイプ
・タイトリスト プロ V1 ボール
⇒スリクソン Zスター ボール
ウェッジはArtisan Golfの51度と56度、ボーケイデザインのSM5ウェッジの61度を継続して利用している。ボールはタイトリストのプロV1からスリクソンのZスターへとメーカーを変えた。