《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位ランクイン

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
※2025年1月1日~12月15日までのPV数を集計

「ゼロトルク」ブーム到来の '25を制したパターは!?

LABゴルフがじわじわと衆目を集め、2025年に入って一気にブームとなったトルクレス(ゼロトルク)パター。ストローク中のヘッド回転(トルク)を抑える設計が話題を呼び、オデッセイやテーラーメイドも追随モデルを発売した。そんな“ゼロトルク旋風”に沸いた今年、最も注目されたパターはどれだったのか? GDOギア情報のカタログページをもとに、アクセス数の多かったベスト10を発表する。

■第10位:スコッティキャメロン STUDIO STYLE ファストバック 1.5 パター

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
ロフト角:3.5度、ライ角:70度、長さ:33,34インチ(2025年3月発売)

第10位は、スコッティキャメロンの高性能マレット「STUDIO STYLE ファストバック 1.5」がランクイン。精密なミルド加工と安定した転がりでツアープレーヤーから支持される25年モデル。3月掲載の開発者インタビューでは、同社オースティ・ロリンソン氏が「フェース面に打音の長さを抑えるカーボンスチールを採用し、独自のミーリングパターンで振幅の幅をより抑えた。これによりソフトな打感と打音、スピードの安定を実現した」と、プロダクトの意図を語っていた。

■第9位:オデッセイ 2-BALL TEN パター<2022年>

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
ロフト角:3度、ライ角:70度、長さ:33,34インチ(2022年2月発売)

第9位はオデッセイから、3年前に発売した「2-BALL TEN パター」がランクイン。大型ヘッドで高慣性モーメント設計の「TEN」シリーズが、21年以降に「2-BALL」の要素を加えて「2-BALL TEN」として人気に。構えやすさや安定した転がりの良さが特徴で、プロ・アマ問わずいまなお広く使われている。口コミ欄には「ショートパットが良くなった」「再現性が高い」と称賛の声が並ぶ。

■第8位:オデッセイ Ai-ONE #7 S パター

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ロフト角:3度、ライ角:70度、長さ:33,34インチ(2023年11月発売)

オデッセイ23年モデル「Ai-ONE」シリーズから「Ai-ONE #7 S パター」が第8位に。AI設計により生まれた独自インサートを搭載し、オフセンターショットでもボールスピードのバラつきを抑える同シリーズ。24年シーズン8勝を飾り、一気に賞金女王に駆け上がった竹田麗央が使用し、「最初に試したときから出球がそろってストロークしやすい」とコメント。今季海外ツアー「ブルーベイLPGA」を制した際は、同じツノ型の「Ai-ONE MILLED SILVER SEVEN T DB」を使った。

■第7位:オデッセイ Square 2 Square TRI-HOT #7 パター

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ロフト角:3度、ライ角:72度、長さ:34インチ(2025年11月発売)

第7位には、ゼロトルク特有の構えにくさを解消する「Square 2 Square TRI-HOT #7 パター」が登場。先月発売されたばかりの数量限定モデルだが、必ずハンドファースト姿勢を取る必要がなく、自然なアドレスでストロークできる設計。同社製品戦略副部長のジェイコブ・デイビッドソン氏は、「これまでゼロトルクに興味がなかった人も手に取るようになった」と太鼓判を押した。

■第6位:スコッティキャメロン Studio Style Fastback OC パター

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
ロフト角:3.5度、ライ角:70度、長さ:33,34インチ(2025年11月発売)

第10位に続いてスコッティキャメロンから、11月発売したばかりの「Studio Style Fastback OC」が第6位に食い込んだ。「OC」とは、シャフトをフェースのリーディングエッジよりわずかに後方(Onset)で、ヘッドの重心線上(Center)に配置する構造。同社史上最もフェースローテーションを抑えたモデルとして、ゼロトルクならぬロートルクパターとして展開した。今作は3月発売「Fastback」をベースにしたミッドマレット。

■第5位:テーラーメイド スパイダー ツアー X クランクネック パター

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
ロフト角:3度、ライ角:70度、長さ:33,34インチ(2025年11月発売)

第5位には、スパイダーシリーズの中でもツアープロ使用で注目を集めた「スパイダー ツアー X クランクネック」がランクイン。「AIG女子オープン(全英女子)」で優勝した山下美夢有が手に握っていたモデルで、9月にツアー記者が「スパイダー」の使用者がワシャワシャ増えている状況を報じた。同社パター担当者「この時期からスパイダー使用者が増える」のコメントを受け、後半戦以降は強い選手にあやかりたいというプロの微妙な気持ちの表れかも…とまとめた。

■第4位:オデッセイ ホワイト・ホット OG パター ロッシーS

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
ロフト角:3度、ライ角:70度、長さ:33,34インチ(2022年2月発売)

第4位は、名作インサートを復活させた「ホワイト・ホット OG パター ロッシーS」。往年の「ホワイト・ホット」インサートによるやわらかい打感と、現代的なヘッド設計を融合させたモデル。連載コーナー「中古ギア情報」で今作を取り上げた回によると、初代「ホワイト・ホット」(2000年)は5000円前後から2万円以上とかなりの差があり、復刻モデルの「OG」シリーズ(2022年)は1万円台前半で見つかるそうだ。

■第3位:オデッセイ Ai-ONE Square 2 Square JAILBIRD パター

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
ロフト角:6.3度、ライ角:72度、長さ:33,34インチ(2024年12月発売)

第3位には、ゼロトルク設計が話題の「Ai-ONE Square 2 Square JAILBIRD パター」が入賞。フェースの開閉を抑え、ストローク中の安定性を高める設計が特徴のこのパター。大型マレット形状による高慣性モーメントも相まって、方向性のブレを最小限に抑えてくれる。パターをこよなく偏愛する“オグさん”こと、クラブフィッター小倉勇人氏が記す連載では、「ヘッドのどこを見ても目標に対して正確に構えやすい」と評価した。

■第2位:テーラーメイド スパイダー ZT パター

《2025年》パター部門アクセス数ランキング/話題のゼロトルクが上位独占!?
ロフト角:2.5度、ライ角:70度、長さ:33,34インチ(2025年7月発売)

第2位は、やはり今年の象徴となったゼロトルク。テーラーメイド「スパイダー」シリーズで初めてゼロトルク設計を採用した「スパイダー ZT パター」が2位。発売直後の7月には、“ミヤコレ”こと都玲華が同モデルを含む複数メーカーのゼロトルクをバッグに入れて“ゼロコレ”状態に。どのモデルにしようか? 悩む彼女の様子を微笑ましく眺めながら、自分もどのモデルか決めかねていた読者も多かったのでは!?

■第1位:ピン スコッツデール DS72 パター

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ロフト角:3度、ライ角:70度、長さ:32~35インチ(2025年3月発売)

堂々の第1位に輝いたのは、ゼロトルクの流れを阻んだピン「スコッツデール DS72 パター」。“やわらかいのに「すぅーッ」と転がる”のキャッチコピーで、今年3月に発売された「スコッツデール」シリーズのミッドマレッド。今季賞金女王に輝いた佐久間朱莉を支えたパターとして、年間を通して注目された。優勝した「バンテリンレディス」直後には、「しっかりタッチが合って、カップに届く」と絶賛した。

根強い人気モデルがゼロトルクの猛攻を死守!

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2025ランキング表/パター部門TOP10
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