ゴルフフェアで見つけた「なんじゃこりゃ!?」ゴルフ大好きS部長のベストバイ3選
神奈川県のパシフィコ横浜で開催中の「ジャパンゴルフフェア」(6~8日)では、最新クラブや練習器具だけでなく、便利グッズまで含めて気になるアイテムがズラリと並ぶ。フェア初日、GDO入社4年目の筆者が編集部イチ“ゴルフ大好き”のS部長とともに会場を散策。部長が思わず「おっ!なんじゃこりゃ」と足を止めた気になるモノを紹介していきたい。
見た目は超タイプ。履いてみたら…
S部長は会場に入ってすぐの、「BEAXIS」(ビーアクシス)の看板が掲げられたブースでいきなり足を止めた。「なにこれ、カッコいい…」。いつも小ぎれいな装いで、会社内を肩で風を切って歩くS部長にとって、「見た目の良さ」はシューズ選びの優先事項となる。今どきの穴あき構造ソールのハイテクデザインは、なかなかゴルフシューズでは見たことがない代物だった。
ブース内スタッフの説明によると、もともとウォーキングシューズとして人気を集めたブランドらしく、特徴は独自のインソール構造にある。歩くと自然と内足体重になりやすく、太ももの内側や体幹を使いやすい設計になっているというのだ。機能性が評価される中で、「ゴルフでも履きたい」とのユーザーの声からが誕生した。
試し履きしたS部長はソールの感触に注目。「見た目はソールがもう少し柔らかいかと思ったけど、意外としっかりしている。それでいて歩きやすいんだよね」と言って、足踏みをしたり、アドレスをしたりして感触を確かめていた。つま先側がややアーチ状になっていることや、ソール溝の形状が歩行を助けているという。
試し履きが終わったあとも、しばらく足元を見ながら「これ普通にオシャレだよね。普段履きできそう」とぽつり。どうやら機能だけでなく、見た目にもかなり心をつかまれた様子だった。
音楽も距離計も? “欲張りガジェット”を発見
続いて「これは面白いぞ」とS部長が興味を示したのが、「MILESEEY」(マイルシー)という名のブースにあった、スピーカーとGPS距離測定器が一体になった丸い筒状のアイテムだ。S部長は競技ゴルフにも出る本格派。それでも最近は、「もっと楽しくゴルフしたい」という気持ちもあり、音楽を聞きながらのエンジョイゴルフというのにも憧れていた。
スピーカーには強力な磁石がつき、カートにつけても落ちることはない。しかもGPS距離計のみをカパッと取り外すことができ、ボールの元に携帯して距離を測れるのもうれしい。周囲のホールや、ティショットを打つ人に音が届きにくいように工夫されているそうで、「ちゃんと考えられているね」と納得顔だ。
「若い世代にはこういうの、結構ウケるんじゃないかな」とS部長。ゴルフの楽しみ方が広がるアイテムなのは間違いない。
“低スピン部長”に合うシャフトが見つかった!?
「ちょっと行きたいブースがあるんだよね」と、S部長はMAPを見ながら歩き始めた。着いたところは藤倉コンポジットのブース。「低スピンで悩んでいるの知っているでしょ?フジクラの新しいシャフトを見たいから、ちょっとついてきてくれない?」
目当ては最近ツアーで出始めている「VENTUS TR BLUE」のことだった。TRの新しいモデルで、平田憲聖らがいきなり替えたことで話題になったシャフトだ。S部長は中調子シャフトのユーザーではあるが、「TRはさすがに厳しいんじゃないですか?もっとスピン落ちますよ、ぶちょー」とは言えずに、後ろをついていった。
「あ、これこれ」と言って、その新TRブルーを手に取っていたS部長は、その横にあった別のシャフトに気づいた。新TRの赤と黒バージョンもあるではないか。「こんなのあったっけ?なかったよね。何この渋い色!」。未発表モデルを見つけて、この日いちばんのハイテンションをみせた。
「正直、ベンタスTRは自分でも厳しいかなと思っていたけど、赤(先調子系)なら打てるんじゃないかな」と何やら自分に言い聞かせている。フジクラの担当者によれば、今回の新「TRシリーズ」は初代TRよりもねじれを抑えた設計で、ミスヒットにも強く弾道が安定しやすいのが特徴だという。
低スピンの悩みを相談すると、「それならやはり、新しいTR赤も合うと思いますよ」(担当者)と言われ、S部長は得心がいった様子で深々と頷いていた。落ち着いたマット系の色味も気に入って、「すごいオシャレ!」と言いながらハシャいでいた。
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「やっぱりアレ、歩きやすかったな。買っちゃえば良かったかなぁ」。S部長が帰りの電車で最後まで気にしていたのは、「BEAXIS」のシューズだった。様々なギアが並ぶ会場で、最終的に心をつかんだのがゴルフシューズだったのも、ゴルフフェアならではの出合いだろう。部長の「おっ!」に付き合って歩いたおかげで、ことしもしっかり“ゴルフの祭典”を満喫することができた。(編集部・仮屋美遊)