自分に合う中古シャフトで飛距離アップを狙う
2019/07/19 05:00
今シーズンの松山英樹は優勝こそまだないが、トップ10フィニッシュが5回、予選落ちすることなくプレーしている。パッティングには少々苦戦しているようだが、ドライビングディスタンスは24位と、昨シーズンの49位からランクアップしている。(7月17日時点)
シーズン初めから、いろいろなドライバーをテストしていた松山だが、シャフトはここ数年「グラファイトデザイン ツアー AD DI」を使用していた。しかし「テーラーメイド M5 ドライバー」を使い始めてから、シャフトを「グラファイトデザイン ツアーAD GP」に変更した。
「DI」と「GP」は、どちらも手元にしなり感があるシャフトだが、「GP」の方がややつかまりが良い。「M5 ドライバー」のヘッド特性を考慮しての変更だと思われるが、「DI」は2011年、「GP」は2015年の発売で、どちらも新しいモデルではない。
シャフトはスイングタイプや持ち球でターゲットユーザーが想定されている分、製品の寿命が長く、10年以上もカタログに掲載されるモデルもある。要は新しさよりも、ヘッドの特性や、自分に合うシャフトを見つけることが大切なのだ。
スリーブ付きシャフトは、カチャカチャするだけで簡単にリシャフトが可能な優れもの。中古でコスパよく、自分にぴったりのシャフトを手に入れることができれば、我々も松山のように飛距離アップを狙えるだろう。