中古でイチおし! 小さめヘッドのドライバー
2019/11/15 05:00
最近のドライバーのヘッド体積は、ルール上限値の460ccが主流となっている。ヘッドが大きい方が易しく飛ばしやすいことで制限されたワケだが、なかには大型ヘッドが苦手という人もいる。ボールがつかまらないという技術的な理由や、ヘッドがぼてっとしていて構えにくいという心理的な理由のケースもあるようだ。
そんなタイプのゴルファーは、中古ショップで少し小さめヘッドのドライバーを探してみてはどうだろう。
「ミズノ MP タイプ1 ドライバー」は、ミズノらしい美しいヘッド形状。ディープバックなので、435ccという実際の数値よりも小ぶりに見える。重心距離が33ミリと短いので、積極的にフェースをターンさせてボールを飛ばす、パーシモンを使っていた世代のゴルファーにも使いやすいモデルだ。上級者が好む傾向があり、カスタムシャフトが装着されていることが多い点も魅力で、2万円くらいから手に入る。
「本間ゴルフ ツアーワールド TW727 430 ドライバー」は、1万円前後というお手ごろ価格。ヘッド体積430ccをさらに小さく見せる、マットブラック塗装も個性的。高性能で評価の高い純正シャフトが装着され、重さやバランスのバリエーションが豊富に展開されている。強い球が打てるが、若干ボール上がりにくい傾向があるので、ロフト角選びは慎重にしてほしい。
松山英樹が使う「テーラーメイド M5 ツアー ドライバー」はヘッド体積が435ccで、「M5 ドライバー」より25cc小ぶりなモデルだ。操作性はかなり高いが、寛容性は高いとは言い難い。こちらは発売から日がまだ浅く、中古でも5万円ほどの価格となっている。
大きなヘッドがどうも苦手だという人は、ぜひ試してみてほしい。