ぶっ飛び系アイアンを中古で探すポイントは?
2020/04/17 05:00
最近人気のぶっ飛び系アイアン。モデル数も増えて中古ショップでもよく見かけるようになった。7番アイアンで5番アイアン並みの飛距離が出ることで購入者も増えているようだが、買い替えた後に「アレ?」と思うことも少なくないようだ。
その原因が、“飛距離の階段”をうまく作れないこと。飛び系アイアンは、通常のアイアンと比べてロフト角が小さく(ロフトが立っている)、ピッチングウェッジ(PW)だと38度前後で、通常の8番や9番と同じくらい。PWまでを買い替えた場合、以降のアプローチウェッジ(AW)やサンドウェッジ(SW)などとのロフト角が、10度以上も開く場合がある。
そのあたりは、もちろんメーカーも分かっているので、通常のウェッジとの差を埋める番手を用意している。例えば、飛び系アイアンで一番人気の「ヤマハ インプレス UD+2 アイアン」は、7番からPW(38度)に、AW(43度)、A/S(49度)というラインアップ。中古では、この6本セットで5万円台から手に入る。「ブリヂストン ツアーB JGR HF1 アイアン」は、7番から9番、P1(38度)、P2(44度)、AW(50度)の6本セットで4万円台からとお買い得感がある。
飛距離が足りないという悩みがある人に、中古でもぜひ試してほしい飛び系アイアン。選ぶときには、いま使用しているウェッジとのバランスに注意しよう。