ハードヒッター向けの“異端作”が1万円台に【2014年の名器を振り返る】
2020/05/15 05:00
2014年発売のクラブだと、まだ古さを感じないモデルも多いが、価格はすでに手ごろ感に満ちている。
「テーラーメイド SLDR ドライバー」は、大手メーカーらしからぬ異端作だった。重心深度を浅く、重心高を低くすることで、思い切り低スピン性能へと振り切った。バックスピン量が多くて困っていたハードヒッターは絶賛したが、そうではないアマチュアは苦労する人が多かったようだ。現在は中古で1万円を切る物もあるので、スピン量の多さに悩むハードヒッターは試してみてもいいだろう。
「タイトリスト AP2 714 アイアン」は、15年にメジャー2勝したジョーダン・スピースが長く愛用していた。それまでタイトリストのアイアンといえば、マッスルバックの「MB」、ハーフキャビティの「CB」が人気だった。しかし、スピースの活躍で、複合素材を使用して寛容性と飛距離性能が高い「AP2」の人気が一気に高まった。今でも品薄気味だが、3万円台から見つけられる。
アプローチに悩むゴルファーにオススメなのが「フォーティーン DJ-11 ウェッジ」。ヘッドサイズが大きく、ソール幅も広いので、ダフリのミスに強い。ロフトバリエーションも多く、中古なら5000円~7000円台で好みのクラブが選べるだろう。
過去のクラブをチェックする時は、その年のクラブを格付けしたギア情報「HOTLIST」を参考にするのがおススメ。気になるクラブを見つけてから、中古ショップをのぞいてみよう。
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