11代続く個性豊かな「ATTAS」シリーズ【中古で最適シャフト -USTマミヤ編-】
2020/07/03 05:00
可変スリーブ対応のドライバーが激増したことで、中古ショップでも存在感を増しているスリーブ付きのシャフト。今回は、USTマミヤの人気シリーズ「ATTAS」の歴代シャフトを取り上げる。
2019年に発売された「ATTAS JACK」は、その名の通り同シリーズの11作目。トランプの11を“ジャック”と呼ぶことに由来している。中間部のねじれ剛性が高く、手元と先端のねじれ剛性を意図的に抑えている。ボールの打ち出し角が大きくなるのが特徴。スピン量が不足して飛距離が落ちてしまう人にオススメのシャフトで、2万円台から見つけることができる。
10作目の「The ATTAS」(2018年)は、歴代シリーズの“いいとこ取り”をしたというシャフトだ。手元から中間に硬さを感じる先中調子タイプ。安定感があるので安心してたたけ、ボール初速を出せるのが魅力だ。2万円を切る値段で手に入るようになってきた。
9作目の「ATTAS CoooL」(2017年)は、手元がしっかりしていて、先端が走るシャフト。インパクト時にヘッドが走って、ヘッドスピードが上がるのが特徴。自分でタメを作れる人が使えば性能を活かせるだろう。1万円台後半から見つけることができる。
「ATTAS CoooL」と真逆の性能なのが8作目の「ATTAS PUNCH」(2016年)。手元がググッとしなり、先端の剛性が高いシャフトだ。スピンを抑えた球が打ちやすいのが特徴で、ヘッドの入射角が安定するので、フェアウェイウッドに入れてもいいだろう。程度と長さにもよるが1万円台からが相場だ。
同じメーカーでも、モデルが違えば性能は真逆になることもある。メーカーで決めず、自分にあったモデルを探すことが、リシャフト成功の鍵となるだろう。
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