“期待の新星”のクラブセッティングを中古でチェック
国内男子ツアーは、2日間の非公式大会として「ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」を7月上旬に開催。有力選手が多く参加する中、昨年のアジア下部ツアーで日本人初の賞金王に輝いた22歳の関藤直熙(せきとう・なおき)が最終日「61」のコースレコードで逆転優勝を遂げた。
クラブセッティングをチェックしてみると、パター以外は今年から契約を結んでいるブリヂストンスポーツのクラブで揃えている。
ドライバーは、昨年発売の「ツアーB JGR ドライバー」。スイートエリアが広く、ミスヒットに強いので、狭いホールでもドライバーでアグレッシブに攻めていく関藤の武器になった。発売から1年弱だが、中古ショップでは3万円台を切るものも見つけられるだろう。
フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジは、「ツアーB」シリーズの2018年以前のモデルを使用。こちらは近々モデルチェンジが予定されているため、新品はマークダウンとなり、中古価格も下がってきている。
「ツアーB XD-F フェアウェイウッド」は、操作性が高く、球筋を打ち分けやすいのが特徴。1万円台前半から手に入る。UTはアイアン型の「ツアーB X-HI」。ティショットでも地面からも、ポジションを狙っていけるハードヒッターならではのチョイスだ。なかなか中古市場に出ていないが、見つけることができたら1万円台後半から入手できるだろう。
「ツアーB X-CB アイアン」は、アスリート向けの軟鉄鍛造キャビティ。キャビティ部分が深く寛容性もあり、ボールも上がりやすい。競技志向のアベレージゴルファーにもオススメだ。こちらも中古市場にあまり出てこないが、3万円台後半から手に入るだろう。
クラブ選びは顔の良さと寛容性にこだわっているという関藤。これらの要素にコスパの良さも加え、高いレベルで追求したいゴルファーには参考になるセッティングだ。