ラームの「APEX TCB」と「ロッシー」はいくら? マスターズ王者の14本を中古でCheck
2023/04/14
ジョン・ラーム(スペイン)が悲願の「マスターズ」初制覇を果たした。オーガスタを制したクラブセッティングを中古ショップ目線でチェックしてみよう。14本すべて用具使用契約を結ぶキャロウェイのギアでそろえている。
1Wはヘッド体積450 ccの「パラダイム トリプルダイヤモンド」(2023年)(10.5度)を使用。「パラダイム」シリーズの中でも、低スピン性能と操作性を重視したモデルだ。販売店限定モデルとして2月に発売されたため、中古ではレア。シャフトは米国のシャフトメーカー、アルディラの「ツアーグリーン ATX 75」。2013年に発売された手元調子のシャフトを長年愛用している。先端側が硬めなので叩いても左のミスが出にくく、強い弾道が打てる。ラームが装着しているのはUS仕様で古いモデルのため、中古市場ではなかなか見つからない。
フェアウェイウッドは市販されていない「パラダイム トリプルダイヤモンド T」(2023年) (3番16度、5番18度)を使用している。ヘッドが小ぶりで、操作性重視のプロ仕様だ。アイアンは操作性に優れた「APEX TCB」(2021年)を4番~PWまで投入。モデル名の「TCB」はツアーキャビティバックの略で、軟鉄鍛造ボディのキャビティ部分にタングステンを搭載して重心位置を最適化している。数量限定モデルのため在庫数は少なめだが、見つかれば純正スチールを装着した6本セットは10万前後からが相場だ。
ウェッジは「JAWS RAW」(2022年)の52度、56度、60度。スピン性能を高めるため、フェースのスコアリングライン部分がノーメッキ仕様になっている。中古だと1万5千円前後から手に入る。ちなみに、ラームはフェース全面をノーメッキに加工して使っている。パターはオデッセイ 「ホワイト・ホット OG ROSSIE S」(2022年)。ヘッドが大きめのマレット型で、ネオマレット型と比べるとオートマチックさは減るが、特性は似ている。L字型のような操作性を備えており、中古では2万円を切る価格で見つかる。
ツアーきっての飛距離を誇るドライバーショット、そして球筋を打ち分けるアイアンショットの巧みさはもちろん、卓越したショートゲームでピンチを乗り越え勝利を手繰り寄せた。ラームにあやかって、「マスターズ」の優勝ギアを中古ショップで探してみては?
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー