最近よく勝つよね 「スリクソン ZX シリーズ」の中古相場をチェック
2023/05/26
海外ブランドのドライバーを握る選手が多くいる中、国内外のツアーで注目を集めているジャパニーズドライバーがある。それは、2022年に登場したダンロップの「スリクソン ZX Mk II」シリーズだ。国内女子ツアーでは、山下美夢有が「ブリヂストンレディスオープン」で使用し、今季2勝目を挙げた。また、「全米プロゴルフ選手権」で大会3勝目を飾ったブルックス・ケプカも愛用している。
ケプカが投入しているのは「スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー」の10.5度。近年は各社がカーボンとチタンの複合ヘッドを製造しているが、「スリクソン ZX Mk II」シリーズではあえてフルチタン構造にこだわり、ボディを広範囲でたわませることでボール初速の向上を狙っている。「LS」モデルはウエイトをソールのフェース寄りに配置することで重心深度が浅くなり、低スピン弾道を打ちやすいヘッド性能。中古ショップでは、4万円前後から見つかった。
山下美夢有は「スリクソン ZX5 Mk II ドライバー」の8.5度を使用。「LS」と比べて重心深度を深く設定し、ミスヒットへの強さや安定感を追求したモデル。松山英樹や星野陸也ら男子プロも実戦投入しており、中古市場では4万円前後からが相場だ。勝みなみや畑岡奈紗が使うのはヘッド体積が450ccの「スリクソン ZX7 Mk II ドライバー」。ソール後方のトウとヒール側にウエイトが設置されており、操作性に優れている。同社のセレクトショップ限定販売のため中古ではレアだが、5万円台中盤から見つかる。
2020年に発売された初代「スリクソン ZX」シリーズ1Wは、価格が下がってきているため狙い目だ。「スリクソン ZX5 ドライバー」は、松山英樹がマスターズ優勝時に投入していたモデルで、アマチュアでも使いこなせる寛容性としっかりとつかまる高弾道が魅力。一方、「スリクソン ZX7 ドライバー」は操作性を追求したモデルで、風に負けない強い弾道を生む。中古では、両モデルともに2万円台後半から見つかる。
初代「ZX」はカーボンクラウンを採用し、深重心設計と高慣性モーメントを実現。2代目の「ZX Mk II」では、フルチタン化によりカーボンとチタンの接合部分を無くすことで、幅広くボディをたわませるヘッド設計に進化した。国内外のツアーで活躍する選手を支えるジャパニーズドライバーを、ぜひ中古ショップでチェックして欲しい。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
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