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フェアウェイウッドが苦手なら重さをチェック

2018/02/16 05:00
メーカーカスタムシャフト装着率が高い「ブリヂストン ツアーB XD-F フェアウェイウッド」は、中古がお手頃価格でお勧めだ

フェアウェイウッドが苦手というアマチュアゴルファーは少なくない。そんな悩みを抱える人のクラブセッティングをチェックすると、ドライバーはカスタムシャフトを装着しているが、フェアウェイウッドは純正シャフトというケースが意外と多い。

ドライバーは飛ばしたいし使用回数も多いから、予算をかけてもシャフトもしっかりと吟味して、ベストなクラブを選ぶ傾向が強い。しかしフェアウェイウッドは、苦手であまり使わないという考えからか、メーカー純正シャフトを装着したままのケースが多いようだ。ひょっとするとフェアウェイウッドが苦手な原因は、そこにあるのかもしれない。

クラブセッティングの基本に、クラブの長さが短くなるごとにクラブ重量を重くするという、ウエイトフローというものがある。ヘッドが重くなるにつれシャフト重量も徐々に重くなるのがベストだ。

メーカーのカスタムシャフト装着ドライバーはSフレックスで60グラム台のものが多い。一方、フェアウェイウッドの人気モデルの純正シャフトは、50グラム台のものが多く、クラブ重量の逆転現象が起こりがちなのだ。例えば、中古ショップでも人気の「テーラメイド M2 フェアウェイウッド」の純正シャフトのSフレックスは51グラムという軽さだ。

同じクラブで何球も打てる練習場ならば、そのうち慣れて打てるようになるかもしれない。しかし、コースのラウンドでドライバーショットの後、フェアウェイウッドに持ち替えての一打となると、振り心地が軽く感じすぎてミスの原因になりやすい。

フェアウェイウッド購入の際は、シャフト重量が自分のドライバーと同じか、それより重めのカーボンシャフトが装着されているものを選ぶことをお勧めする。これだけでうまく打てる可能性が高まるかもしれない。

ブリヂストン
発売日:2016/10/21 参考価格: 42,120円