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中古ショップでUS仕様クラブを狙うなら

2018/04/13 05:00
通常のM4と比べるとウェイトがヒール寄りに配置されていて、つかまりが良くなっている

中古ショップをチェックしていると、商品名に「US」が付いた、見慣れないシャフトのクラブを目にすることがある。たいていはオリジナル仕様を並行輸入したもので「US仕様」などと呼ばれている。US仕様は日本仕様のものより価格がお手頃な傾向にあり、中古ショップでも人気が高い。

米国のクラブメーカーは日本支社や代理店を経由して、日本国内でクラブを販売している訳だが、そういったクラブは日本人が使いやすくオリジナルから仕様を変えて「日本仕様」としているものが多い。

このUS仕様と日本仕様の大きな違いのひとつがシャフトだ。日本のゴルファーを想定している日本仕様はUS仕様より軽くて柔らかいシャフトが装着されている。

例えば、US仕様のRフレックスの数値を計測してみると、日本仕様のSフレックスよりも硬いことが多く、ものによってはXフレックス並みに硬いという場合すらある。US仕様のクラブを選ぶ際には、その辺りの仕組みもしっかり理解しておこう。

人気の「テーラーメイド M4 ドライバー」には「D-TYPE」というモデルがあるが、これはウェイト位置を変えることでつかまりを良くしている。しかし、日本未発売でUS仕様でしか購入できないため、人と同じクラブは嫌だという人にとっては魅力的なのではないだろうか。

中古ショップを活用すれば、お手頃な価格で「M4 D-TYPE ドライバー」のようなレアなモデルが手に入るかもしれない。興味のある人は、シャフトの仕様の違いに十分気をつけてチェックしてみよう。