アマチュアにも勧めたい石川遼の愛用クラブ
2018/04/27 05:00
マスターズ開催期間の日本では、石川遼が木曜と金曜に行われた「千葉オープン」(4月5~6日)で優勝。翌日からの「岐阜オープン」でも優勝し、立て続けに2勝を挙げた。どちらもツアー外競技だが、賞金ランキング上位のシード選手も多数出場するこれらの試合での勝利は、決して簡単なことではないだろう。
では、その石川のクラブをチェックしてみよう。昨シーズンまで使っていた「キャロウェイ スティールヘッド XR アイアン」の3番を抜いて投入されたのが「キャロウェイ X フォージド UT アイアン」。中空ボディ構造に360フェースカップ搭載でボール初速を向上させ、安定した飛距離が得られるモデルだ。ハードヒッターのティショットにお勧めなのだが、昨年末の発売から日が浅く、中古ショップではまだあまり見かけない。
ドライバーは「キャロウェイ XR 16 ドライバー」を使用。キャロウェイからは「GBBエピック」「ローグ」などの新モデルが発売されているが、石川が使うのは2年前に発売されたこのモデル。こちらもボール初速が稼げるドライバーだが、上級者向けというわけではなく、ボールを上げやすく、つかまりもいい。 スイング調整中の石川は、ニュートラルで素直な特性の「XR 16」を使うことで、理想のスイングを手に入れようとしているのかもしれない。
「XR 16 ドライバー」は中古ショップでの在庫も多くあるので、スペックやシャフトなどを好きに選ぶことが出来そうだ。カスタムシャフト装着モデルでも2万円台ほどと、価格もお手頃になっている。2シーズンぶりのツアー制覇へ前進を続ける石川の選ぶドライバーは、発展途上のアマチュアゴルファーにもぜひお勧めしたい。