パットの目印「仮想カップ」or「スパット」、どっち?/教えて貞方章男編
2015/10/26 09:00
距離感が合うのは『仮想カップ』!
「勿論カップの近くに『仮想カップ』をイメージするという方法も、決して間違いではありません。目標に対して正確に打ち出すには、近くに『スパット』を設定したほうが有効ですが、遠くに『仮想カップ』をイメージしたほうが距離感は合わせやすいといえます。
タッチに集中できる
『スパット』は、アドレスでの向きや打ち出し方向を正確にすることには良いのですが、そればかりに集中しすぎてしまうデメリットも含まれます。ロングパットで距離を合わせるタッチに集中するのなら、目印が近すぎる『スパット』より、『仮想カップ』のほうがイメージを出しやすいのです。
使い分けもオススメ!
アマチュアの方は両方を試してみて、どちらが自分に合うかを練習で探してみるとよいでしょう。ロングパットなど距離感重視のときは『仮想カップ』、方向が大事なショートパットは『スパット』という具合に、状況によって使い分けるのもよいかもしれませんよ」。
(貞方章男プロ編・終了)
解説/貞方章男
1979年4月24日生まれ、奈良県出身。14歳のときに単身渡米し、フロリダのゴルフアカデミーで技術を磨く。アマチュア時代は米国でタイトルも奪取し、オールアメリカンにも選出。02年に米ツアーのQTで5位になり、翌年から米ツアー参戦。日本ツアーには08年から本格参戦。4年連続シード権確保と初優勝を目指す
撮影協力/マンシングウェア、茨木国際ゴルフ倶楽部