硬い砂のバンカーで、足を「埋める」or「埋めない」、どっち?/教えて甲斐慎太郎編
『埋める』ことで、ショットが楽になる!
「また、ボールをクリーンに捉える通常のショットと違い、ガードバンカーではボールの下にヘッドを潜り込ませる必要があります。足を砂に埋めることで、ボールの位置よりも足場が低くなります。この状態でいつも通りにスイングすれば、足を埋めた分だけ自然とボールの下にヘッドを潜り込ませることができます。砂質が硬くても足を埋めるのには、こんな理由もあるのです。
フェースは開かない!
バンカーショットではフェースを開くのがセオリーといわれますが、砂が締まって硬いときはフェースをスクエアに構えます。フェースを開くとソールのバウンスが効きすぎて、硬く締まった砂に弾かれやすいからです。
転がし寄せるイメージで!!
スクエアに構えることでバウンスの効きを抑え、リーディングエッジから硬い砂の下に潜り込ませるのです。弾道が少し低くなり、落ちてからのランも多くなるので、ピンの手前から転がし寄せるイメージがあるといいですね」。
解説/甲斐慎太郎
1981年5月29日、宮崎県生まれ。中学2年生でゴルフを始め、福岡県の沖学園高校から日本体育大学に進学。4年生時には日本アマと日本学生選手権を制覇。04年にプロ入りし、08年の「パナH杯KBCオーガスタ」でツアー初優勝。今季は2011年以降、喪失しているツアーシード権の復活に期待がかかる
撮影協力/ルコックゴルフ、ゴルフ倶楽部成田ハイツリー
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