プロの目を盗め!

狭いホールを攻略する“目”を盗め! 中井学編

2016/12/20 09:00

「フェアウェイが狭…」 さぁティショット、どこに注目?

京葉CC 18番。Par5、レギュラーティ(508yd)で検証

プロとアマ、ショット前後での視点がまるっきり違うことが明らかになっていくこの企画。今回のテーマは、左右が林、フェアウェイが極端に狭いホールでのティショット。右の木はプレッシャーを与えるほどせり出し、左の林もそう離れていない。このようなシチュエーションで、どこをどのように注目すればよいのか!?

【アマ目線】 林ばかりに目がいく

アイトラッキングtobii Pro(トビー・プロ)グラス2で収録した2人の動画を見ていこう。アマ代表・黒田カントリークラブさんの視線は、左右の林が気になるせいか、右に左に目が泳いでいるのが分かる。中井プロは次のように分析。「黒田さんは左右の林ばかりに目配せしていて、逆に狙うべき所への視線が少ないです。方向取りが曖昧なままアドレスに入っているようにうかがえます」とのこと。

【プロ目線】 狭いからこそ、目標取りが鮮明!

一方の中井プロの視点は、クラブ選びに悩んでいる様子。ドライバーにするか3番ウッド(以下、3W)にするか。だが、それぞれの狙いについてはいっさい迷いはなく、黒田さんと違い、林ではなく明確にバンカー方向に目標を絞って視点を動かしているのが分かる。

“クラブ選び”から考える

左バンカーまではかなりの距離があるので、狙いはバンカーでOK

何の躊躇もなくドライバーを選んだ黒田さんに対し、3番ウッドで悩んだうえドライバーを選択した中井プロ。その思惑について詳しく解説いただく。詳しくは次ページから→

【アマ】黒田カントリークラブさん
1970年生まれ、熊本県出身。注目度急上昇中のゴルフ芸人。ゴルフ誌やイベントMCなどで活躍中。平均スコア90という腕前

【プロ(兼解説)】/中井 学
1972年生まれ、大阪府出身。ゴルフ誌でお馴染みの顔として人気レッスンプロとなる傍ら、昨年見事国内プロテストに合格

“1W or 3W” 各弾道イメージをもつ≫
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