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植村啓太のフィーリングゴルフ

Lesson.23 パットの距離感を合わせる

まず大切なことは芯でヒットすること

パッティングにおいて、最も重要で難しいのが距離感を合わせることです。特にロングパットは練習する機会が少ないアマチュアにとっては、なかなか上達しにくい部分で、感覚的なものが必要になります。その感覚を活かすために、まずは前回のレッスンで行った、しっかり芯でヒットするということを重視してください。

インパクトの加速感を一定にする

ボールの転がりを安定させることが距離感を合わせる上で非常に重要になります。転がり方が安定しない人は、インパクトでヘッドを急加速させたり、逆に減速させたりしている可能性があります。理想は、ジェットコースターのように徐々に加速させながらボールをヒットすること。加速する途中にボールがあることで、転がり方は安定するはずです。

ロングパットもショートパットもリズムを一緒にする

距離感はリズムと振り幅によって作られるものです。リズムが速ければボールが転がるし、遅ければ当然転がらない。ただ、大事なことは打つ距離によってリズムを変えないことです。リズムに関しては、自分が心地良いリズムで結構です。「1、2」と自分の体の中で刻むリズムで打つ。自分のリズムが決まれば、あとは振り幅で距離をコントロールするだけです。

振り幅で打つ距離をコントロール

自分のリズムが決まれば、あとは振り幅を変えるだけで距離を打ち分けることができます。振り幅の感覚に関しては、その日にラウンドするコースのグリーンの速さによって変わるので、スタート前の練習グリーンでの確認は非常に大切なポイントになります。練習場で球を打つ時間がなくても、練習グリーンで転がり方を確認することだけはやるようにしましょう。

【動画】Lesson.23 パットの距離感を合わせるには?

パットの距離感を作るのは、リズムと振り幅です!

植村啓太
1977年5月27日生まれ。21歳からティーチング活動を始め、その後ツアープロコーチとして幾人ものプロを担当。自身の主宰する「K’s Island Golf Academy」を中心に、多岐に渡り活躍中。ゴルフ誌をはじめ、幅広いメディアにも出演。

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