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植村啓太のフィーリングゴルフ

Lesson.26 シャンクを封じるカンタン練習法

シャンクってなぜ起こるの!?

シャンクというのはフェース面のネック側にボールが当たる現象です。アドレスでセットアップしたときは、ほとんどの人はフェース面の真ん中にセットすると思いますが、スイング中のなんらかの体の動きによって、インパクトポイントがずれてしまう。シャンクが出ると止まらないとよく言われますが、これにはアマチュアにありがちな動きが原因になっています。それを解消していきましょう。

ボールに当てようとする動きは要注意

シャンクはフェースのネック側に当たる現象ですが、スイング中の原因としてはトップからインパクトにかけて手が前に出てしまうことにあります。要するに手元が体から離れてしまうからです。理由は色々ありますが、ボールに当てたいという気持ちが強いと起こりやすく、中途半端な距離をコントロールしなければならないショットで起こりやすいのがシャンクなのです。

体が前に出るとシャンクになりやすい

シャンクが出る原因として、手で当てにいくのともうひとつ、体自体が前に出てしまう動きがあります。体がボール側に突っ込むことで、ボールとの距離が近くなる。腕が詰まった状態になり、フェース面のネック側に当たりやすくなるわけです。ツマ先体重でスイングするクセのある人は、シャンクが起こりやすい可能性が大きいと思っていいでしょう。

靴の中でツマ先を浮かせてみて

練習法としては、靴の中でもいいので、ツマ先を浮かせてアドレスしてみてください。最初は素振りを行って、カカト体重で振る感覚を覚えて下さい。慣れてきたら実際に球を打つ。ツマ先に体重がかからないように、練習ではカカトに体重をかけっぱなしでスイングしてみましょう。バランス良く振れるようになると、徐々に芯でヒットできるはずです。

【動画】Lesson.26 シャンクを封じるカンタン練習法

練習場でできるシャンク撲滅のためのカンタン練習法を紹介します!

植村啓太
1977年5月27日生まれ。21歳からティーチング活動を始め、その後ツアープロコーチとして幾人ものプロを担当。自身の主宰する「K’s Island Golf Academy」を中心に、多岐に渡り活躍中。ゴルフ誌をはじめ、幅広いメディアにも出演。

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