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植村啓太のフィーリングゴルフ

Lesson.41 ラウンド中に即効修正!シャンク編 その1

シャンクとはクラブの根っこに当たるミス

ラウンド中に出る突発的なミスの代表と言えばシャンクです。シャンクは一度出ると止まらなくなると言われますが、その理由は一度出ると手先でボールに当てようとする動きがどんどん強まるからです。シャンクとは、クラブのネック部分にボールが当たるミスです。ボールに当てようとすればするほど、手が体から離れてネック側に当たりやすくなるわけです。原因をしっかりと把握していれば、ラウンド中に出ても焦ることはありません。

体重配分をつま先体重にする

シャンクが出る原因は、自分から見てボールの向こう側をヘッドが通ってしまうことにあります。このような動きになるのは、体重配分が一つの原因になっています。アドレス時に、かかと側に体重がかかっていると、スイング時にはインパクトで体が前のめりになってしまいます。これがボールの向こう側をヘッドが通ってしまう原因。アドレス時で、少し前のめりになる感じで、つま先体重で構えましょう。

グリップを短く持つ

ボールがクラブのネックに当たるのを防ぐ方法として効果的なのがクラブを短く持つことです。飛ばそうとして目一杯長く持っていると、どうしても手元が体から離れて、ボールの向こう側をヘッドが通りやすくなります。気持ち短く持つだけで、ボールの手前を通りやすくなります。注意点としては、短く持ったことにより、ボールに届かないと思って、手先で当てようとしないことです。

ボールの手前側を振る意識を持つ

ラウンド中にシャンクが出ると、どうしてもボールに当てようとする動きが強くなります。そんなときは、グリップを短く持って、つま先体重にアドレス。それでもシャンクが出るという人は、思い切ってボールの手前を振るイメージでスイングしてください。怖いかもしれませんが、空振りするくらいのつもりで振る必要があります。それだけ一度シャンクが出ると、手先で当てようとする動きが強くなるということです。

【動画】Lesson.41 ラウンド中に即効修正!シャンク編 その1

シャンクが出始めても、冷静に対処すればすぐに出なくなります。焦って手打ちにならないように気をつけましょう!

植村啓太
1977年5月27日生まれ。21歳からティーチング活動を始め、その後ツアープロコーチとして幾人ものプロを担当。自身の主宰する「K’s Island Golf Academy」を中心に、多岐に渡り活躍中。ゴルフ誌をはじめ、幅広いメディアにも出演。

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