「ラウンド翌日に“疲れ”を持ち越さない食べ物って?」 食事編vol.5
「健康BODY」は1日にしてならず…
プレー後の食事にだけ気をつければ、疲労に強い体になるわけではありません。普段から主食、主菜、副菜が揃い彩り豊なものをバランスよく摂ることで、健康的な体をキープすることができるのです。(※お昼メニューについて詳しくは、「“ランチ”を賢く食べるには? 食事編V0l.4」を参照)。
もやし、緑黄色野菜、フルーツ… ビタミンCを含む「鉄分」吸収!
ゴルファーの皆様に日頃から意識していただきたいポイントが2つあります。
1つ目は、いざというときのエネルギーの出力が多くなる「鉄分」の補給。「鉄分」は体中に酸素を運びエネルギーを生み出す赤血球の元となります。赤身のお肉やお魚に多く含まれます。鉄分が含まれる食べ物と言うと、ほうれん草、ひじき、プルーンなどを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、これらは植物性で体内に吸収されにくい特徴があります。もやしや緑黄色野菜、フルーツなどビタミンCが含まれるものを一緒に摂り、鉄分の吸収をサポートするようにしましょう。
アジ・サバ・イワシのお刺身… 「オメガ3脂肪酸」を摂ろう!
2つ目は、集中力や頭脳戦も強いられるゴルフですから、脳の健康も保ちたいところ。脳は60%が脂質でできていますから、食事から摂る脂質の質も重要です。お魚に含まれる「オメガ3脂肪酸」は脳の細胞膜を柔らかくし、神経回路の伝達を向上させる脂質と言われています。アジ・サバ・イワシなど青魚に多く含まれています。酸化されやすい脂ですので、お刺身で食べることでより効果的に摂取できます。マグロの赤身、カツオを食べると鉄分も一緒に摂ることができるので一石二鳥ですね。
また、お肉に含まれるアラキドン酸も脳の情報処理能力を高め脳の働きを支えています。一般的な食事をしていても「オメガ3脂肪酸」は不足傾向にありますから、気をつけてください。『週に2回は魚を食べている』という方がいますが、それは1日3食と考えれば、一週間21食中のうちお魚を食べているのは2食だけということ。半分くらいになるとよいですね!」。
解説/ダイエットコンシェルジュ 島田奈美さん
特定保健指導員、病院栄養士、管理栄養士として多方面で活躍中。個々のライフスタイルや病態に合わせた健康改善の提案、内科外来の栄養相談ならびに病棟の入院管理計画書などを作成。パーソナルダイエットサポート、また講演会やセミナーなども開催している
男性モデル/高山忠士、 女性モデル/野際レイラ
撮影協力/有限会社カレーラ、武蔵丘ゴルフコース
イラスト/関谷学(GAKU)
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