超初心者から競技志向まで、松島国際CCが目指す“ワンストップゴルフ”

ゴルフ日和 松島国際CC
松島国際CCの改革を牽引する松島国際宮田真樹総支配人

日本三景に数えられる松島の周辺には多くのゴルフ場が点在する。宮城県内からはもちろん、冬には雪深いエリアからゴルファーが集まるエリアでもある。そんななか、いくつもの東北初を実現し、新たなサービスで独自の発展を遂げようとしているのが松島国際カントリークラブ。超初心者から競技志向のゴルファーまで、ワンストップのゴルフ場を目指す取り組みが続けられている。

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レッスンにも試打にも活用される本格的なゴルフスタジオ

皆さんはコースデビューまでにどれぐらい練習場に通っただろうか? インターネットで検索したところ、初ラウンドまでに週1回のペースで3~6ケ月の練習が目安となっているようだ。当然、デビュー前にはゴルフ場に足を踏み入れたことがないのが一般的だろう。

ところが、松島国際ではこれからゴルフを始めようというビギナー大歓迎。さすがにいきなりコースに出てくださいというわけではない。東北のゴルフ場では初となる本格的なインドアゴルフスタジオを備えており、コースデビュー前の超初心者の段階からここで練習をして欲しいというわけだ。

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東北で初めてクラブハウスにゴルフパートナーの店舗をオープンさせた

「もともとはキャディの控室やスタート前の売店だった場所を改装した練習場です。現状は週1回程度ですが、将来的にはレッスンを充実させていくことも検討しています」とは松島国際の改革をリードする宮田真樹総支配人。雪で長期間クローズすることのないエリアとはいえ、冬の寒さは厳しい。地元では冬場の練習場所としても認知されつつあるという。

2019年秋から松島国際に携わる宮田総支配人が最初に手を付けたのはショップの改革だった。「以前は古い什器にグローブを並べて売っているだけのようなショップでした。そこで、いくつかの会社と話をして、ゴルフパートナーのフランチャイズ店をオープンさせました。ゴルフ場の中の店舗は東北初。全国でも10店舗程度だと思います」。クラブハウス内にあるため、早朝から営業しているのが特徴で、近隣のコースにプレーしに来たゴルファーがスタート前に立ち寄ることもあるという。

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ゴルファー以外の利用を見据えてレストランのメニューは充実した内容に

ゴルフスタジオはもちろん、コースに持ち込んで試打ができるというのは大きなメリット。練習、レッスン、ラウンド、クラブの購入など、すべてが松島国際だけ実現できる体制が整っている。

直近ではクラブハウス2階のレストランを全面的にリニューアルした。ゴルファーだけではないプラスアルファの利用も見込んでいる。「近隣の企業の方に食事をしながらの会議や研修で使ってもらえるように個室を用意しています。この部屋はゴルフ場ウェディングの際に新郎新婦の控室になる予定です」。まだ利用者はいないが、松島国際で結婚式を挙げたカップルは1年間、メンバー扱いになるという特典も用意している。また、観光バスを受け入れ、食事処としての利用も計画。コースから海を望むことはできないが、日本屈指の景勝地の近くにあることを生かしたプランだ。

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「上がりの数ホールだけでも」と東北初のナイター設備の導入も構想中

新たに構想が練られているのがナイター設備の設置。「遅いスタート時間の場合、どうしてもホールアウトが日没ギリギリになってしまうので、上がり数ホールだけでもナイター設備があれば、安心してプレーしていただけます。温暖化が進むなかで、ナイターゴルフは熱中症対策にもなるはずなので、できれば9ホールに設置したいと思っています」。これまた実現すれば、東北初になるという。

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カフェもリニューアル

「ディズニーランドだって1日では回り切れないから、もう一度行こうとリピーターになるんです。あのコースは行ったことがあるで終わりではなく、まだあれをやっていないと思ってもらえるコースにしていきたいですね」。ゴルファーにとってのテーマパークともいえる新たな名所が生まれようとしている。

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