コンパクトなトップへ徹底改善（1）

左腕と左胸の関係

テークバックで体が起き上がらないようにしようと思っても、なかなかできないのは、上体を起こさないとクラブが上がらない状況に陥っているからです。ここで、注目したいのは左腕と胸の関係です。Kさんの場合も含め、多くのアマチュアの方は、漠然と加減してテークバックをコンパクトにしようとするのではなく、まずここを意識して欲しいのです。

多くのアマチュア同様、Kさんはアドレスからテークバックにかけて、左腕と左胸の空間が、つぶれてしまっているんですね。手上げになっている、上体の回転が浅いと、様々な表現ができると思いますが、要は、アドレス時の左腕と左胸の間隔が崩れて、左腕が胸にくっつくような上げ方になっているんです。左脇がつぶれてしまっているんです。