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中井学のフラれるゴルフ
2014/02/03

Lesson.49 グリーン周りのラフを攻略

まずはラフの抵抗をチェック

まずはラフの抵抗をチェック

今回のテーマはグリーン周りのアプローチでラフから打つ場合の対処法です。ラフはフェース面とボールの間に芝が挟まり、またどれくらいの抵抗感があるのかつかみにくいので、距離感を合わせにくいショットになります。ボールの手前で入念に素振りをして、ラフの抵抗がどれくらいあるのかをしっかりチェックしておきましょう。

確実にグリーンに乗せる

確実にグリーンに乗せる

ラフから打つアプローチは基本的にスピンがかかりにくいと考えてください。それだけにどこに落として、どれくらい転がるかを予測しておくことが重要になります。打つ前にしっかり落とし場所をイメージして、そこに最も落としやすいクラブと打ち方をしなければなりません。ただ、無理をしてグリーンにも乗らないということだけは避けたいので、ここでは確実に乗せる打ち方をご伝授します。

ボールは浮いていることがほとんど

ボールは浮いていることがほとんど

グリーン周りに限らず、ラフというのは沈んでいるように見えて、実は浮いていることがほとんどです。どれくらい浮いているかが判断できない点にラフの難しさがあるわけですが、沈んでいるからといって、上から鋭角に打ち込んでしまうと、フェース面の上目に当たって、最も飛ばない結果になってしまうのです。ラフはボールが浮いていることを忘れないでください。

ヘッドを低く長く動かす

ヘッドを低く長く動かす

ラフから距離感を合わせるコツは、打ち込まないことです。ラフの抵抗はある程度ありますが、手前からヘッドを入れて、ヘッドをある程度低く長く動かします。ウェッジ系はヘッドに重さがあるので、ラフの抵抗に負けずに振り切れます。手先の動きで、無理に速く振ったり、打ち込んだりせずに、きっちり振り幅をイメージして、振り切ることが重要なポイントになります。

【動画】Lesson.49 グリーン周りのラフを攻略

ボールが沈んでいるように見えても、打ち込むのはミスの元です!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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