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中井学のフラれるゴルフ
2013/07/22

Lesson.22 練習場でもできる!バンカーショット練習法

ロフトを寝かせてバウンスを使う

ロフトを寝かしてバウンスを使う

バンカーショットでエクスプロージョンをするためにはハンドファーストの構えではなく、ハンドレイトに構えることが重要だと説明しました。要するに、ロフトを寝かすことでバウンスが使いやすい構えを作るということです。
では、その構えからどのような点に注意すれば、より正確なエクスプロージョンをしてボールと砂を飛ばすことができるのか。スイング面の考え方と練習方法を紹介しましょう。

クラブヘッドを両足の真ん中に落とす

クラブヘッドを両足の真ん中に落とす

通常の練習場のマットの上でもできるバンカーのエクスプロージョンショットの体得方法をお教えします。
今回はバンカー内で説明しますが、クラブヘッドがスタンスの真ん中に下りる練習をします。練習場だと、線を引けないのでクラブなどを置いて、そこをまたぐように構えます。その線上にヘッドを落とす練習をしてください。

スタンスのセンターのラインを打ちぬく

スタンスのセンターのラインを打ちぬく

バンカーだとヘッドをスタンスの真ん中よりも手前から入れる感じです。要するに真ん中のラインよりも飛球線方向にヘッドを絶対に落とさないことが重要。センターラインよりも先にヘッドが落ちるのは、ハンドファーストに構えている可能性があります。
練習場のマットでは、砂を取るような感覚はつかめませんが、狙った位置にヘッドを落とすという訓練はできます。あまり打ち込んで手首などを痛めないように気をつけてください。

ボールの正確な位置も覚えよう

ボールの正確な位置も覚えよう

アマチュアの方はボール位置を正しく理解していない人が意外と多い。自分では正しく置いているつもりでも置けていないというのが現状です。
今回のスタンスの真ん中にラインを引く練習をすると、その線よりも自分から見て左にさえボールがあれば砂を爆発させられるわけですから、ヘッドを落とす場所がいつも真ん中だと考えれば、あとはどれだけ砂を取るかを調整すれば、ある程度の距離感も出すことができます。

本番も練習場のイメージで振る

本番も練習場のイメージで振る

練習場のマットでヘッドをスタンスの真ん中に落とすイメージを植え付けたら、あとは本番のときも、練習場と同じように自分から見てボールの右側にラインをイメージし、その線をまたいで、そのラインを打ちぬくことだけを考えます。
ヘッドをどう入れるとか、どれくらいの振り幅で振るとかはまだ考えずに、アドレスでしっかり準備をしたら、まずはセンターラインを打ちぬくことだけに集中してください。

【動画】Lesson.22 練習場でもできるバンカーショット練習法

バンカーショットはゴルフ場でしか練習できないわけではありません!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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