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中井学のフラれるゴルフ
2013/09/23

Lesson.31 アイアンショットの基本

アイアンの基本的な考え方

アイアンの基本的な考え方

ティアップできるドライバーと違って、地面のボールを打つアイアンショットは、きっちり上から下にクラブヘッドを動かしてあげなければなりません。また、真っ平なティグラウンドと違って、微妙な傾斜が少なからずある点もアイアンショットの難しさのひとつ。それだけに重要になるのが、しっかり芯でヒットするということ。飛距離よりもミート率を上げることがアイアンショットでは何よりも重要になることを覚えておきましょう。

アドレスの基本

アドレスの基本

アイアンで大切なことは番手毎の距離をきっちり打ち分けること。そのためにアドレスは最も重要なパートです。アドレスする度に違った構え方をしていると安定した距離感を出すことはできません。両腕を脱力させた状態にして、クラブのライ角通りにきっちり構えましょう。一度インパクトの形を作ってから、アドレスし直すとグリップの握り方や前傾角度を正しくセットすることができます。

ボールを上げようとしてはダメ

ボールを上げようとしてはダメ

アイアンショットが上手く打てないアマチュアに共通している動きがボールを上げようとする動きです。地面にあるボールに対して、下からヘッドを入れてしまうと、物理的にヘッドはボールよりも先に地面に当ってしまいます。地面に当たるよりも先にボールに当たるのが基本。ボールを上げようとして右肩が下がるのは、手先の動きでクラブを振ろうとしている証拠です。

腕は体に固定してしまおう

腕は体に固定してしまおう

ボールを上げようとしたり、ボールに当てようとすることでミート率は下がってしまいます。アイアンに限ったことではないですが、クラブは常に体の正面にあることが基本だと考えてください。テークバックでは胸を目標と反対側を向き、フォローでは目標方向に胸を向ける。この動きに腕とクラブが同調していれば、必然的に軌道が安定して、ミート率は高くなります。

スイングは下半身から動かす

スイングは下半身から動かす

腕は体に固定してスイングすると説明しましたが、それを上半身だけで動かそうとしないでください。スイングの主導はあくまでも下半身。胸を右に向けるのも、切り返すときも下半身の動きをきっかけに行います。トップで胸が右に向いた状態から、切り返すときは左に重心が移動させる。これを下半身の動きで行うことで、いつも同じ入射角でボールをとらえられるようになります。

【動画】Lesson.31 アイアンショットの基本

腕が常に体の正面にある意識を持つことがキモです!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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