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中井学のフラれるゴルフ
2014/01/20

Lesson.47 ディボット跡からの脱出法

グリーンを狙わず手前で良しと考える

グリーンを狙わず手前で良しと考える

今回のテーマはディボット跡からの脱出法です。ピンまでの残り距離は100ヤード弱。せっかくティショットでナイスショットしたのに、セカンド地点にいってみたらディボット跡に入ってしまっている。気持ち的にも萎えてしまいがちで、残り距離が短いだけになんとか乗せたいという気持ちにもなります。ですが、ここでの無理は大ダフリやトップの原因になります。安全にショートしてもいいという考え方を持ってください。

使用するクラブは7番アイアン

使用するクラブは7番アイアン

残り距離は100ヤードですが、ディボット跡に入ってしまったら、通常のショットはできません。そこで手にしてもらいたいのが7番アイアンです。もちろんディボット跡の状態によって、番手を考える必要はありますが、今回はディボット跡のちょうど真ん中あたりにボールがある状態です。それでは打ち方の説明をしていきましょう。

ヘッドの入るスペースを探す

ヘッドの入るスペースを探す

ディボット跡にはまったらまず確認してもらいたいのが、ボールに対してどのようにしたらフェース面を当てることができるかということです。今回のディボット跡は幅が細いために、ヒールを浮かせた状態で当てるのが、最も当てやすい状況です。ディボット跡に入ったら、ヘッドの入るスペースをまずは探してみてください。

超ロングパットのイメージで

超ロングパットのイメージで

ヒールを浮かせた状態でのスイングは、フェース面の開閉を使えないので、パッティングのイメージでスイングします。極端に言えば100ヤードのパッティングをする意識です。グリーンまで届かせようとせずに、コンパクトにしっかり振り切る。多少トップ目に当たっても飛びすぎることはないし、上手くヒットできれば確実にグリーン近くまで運ぶことができます。

最後までしっかり振り切る!

最後までしっかり振り切る!

ディボット跡に入ってしまっても、ボールの赤道の下にリーディングエッジが入れば、なんとか高さを出すことができます。ただ、通常の地面よりもボールが低い位置にあり、きっちりミートするには難しい状況です。ボールを上げようとしたり、ダフるのを怖がって手先で当てにいったりせずに、少し短めの番手でショートしてもいいからしっかり振り切ることを心がけましょう。

【動画】Lesson.47 ディボット跡からの脱出法

ポイントは、どう打てばフェースにしっかり当たるかです!

中井 学
1972年生まれ。大阪府出身。中学生の頃ゴルフを始め、アメリカにゴルフ留学。様々な理論を学ぶなかから、自らの理論を構築。老若男女問わない、全く新しい考え方は、プロから初心者まで幅広い層から高い支持を得ている

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