手前の段に当ててあとは「エンジンブレーキ」でトロトロと【藤田寛之アプローチのレシピ#14/2段グリーンへのアプローチ】
2026/01/16 11:00
グリーン周りの名手・藤田寛之によるアプローチレッスン連載。ライ、グリーン、ピンポジなどあらゆる状況下でのアプローチの打ち方や考え方を、それぞれ細かく解説してもらう。14回目は「2段グリーンへのアプローチ」。
目次
- 1.頂点の手前に当ててあとは転がす
- 2.強い球を打ってあとはエンジンブレーキ
- 3.フェースを開いてハンドファーストをキープ
- 最後にレシピのご紹介
1.頂点の手前に当ててあとは転がす
2段グリーンの奥にピンが切ってあって、距離は22ヤードの状況。段の境目12ヤード地点までずっと上り、その先は下りになっていて、非常に距離感が出しづらいと思います。私の経験上いちばん安全かつ寄りやすいのは、ロフト54度のウェッジで段の境目手前の上り傾斜に当てて、あとは転がしていくやり方です。慣れてくると距離感が出てくると思います。
2.強い球を打ってあとはエンジンブレーキ
ボール位置は右足外側
上から当てに行く
ハンドファーストでインパクト
球は低く出ていく
54度だとほどよくエンジンブレーキがかかり、下り傾斜でトロトロと寄っていきます。58度だと手前の受けているところで止まる可能性があり、50度だと強すぎて下りに入って止まらなくなります。
3.フェースを開いてハンドファーストをキープ
ボールは右足側に寄せて、強めにボールに当てます。少しフェースを開き、インパクトではハンドファーストをキープ。そうすることで上りの傾斜に対して負けずに当たり、前に転がってくれます。
最後にレシピのご紹介
・手前の段に落とす
・上り傾斜にぶつける
・エンジンブレーキをかける
・54度でほどよいロフト選び
・ハンドファーストをキープ
■ 藤田寛之 プロフィール
1969年、福岡県生まれ。専修大を経て92年にプロ入り。日本男子ツアーで20代で1勝、30代で5勝、40代で12勝を挙げた“中年の星”。2012年に年間4勝をマークし43歳で賞金王に輝く。シニア入り後は23年「日本シニアオープン」で優勝。24年「全米シニアオープン」ではリチャード・ブランドとのプレーオフで惜敗した。25年から主戦場を米国に移しPGAツアー・チャンピオンズで活躍中。小技の上手さはツアープロの間でも評判。
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