「悪ライでは近くに立ってトウヒット」お手本はメディエイト【藤田寛之アプローチのレシピ#16/冬芝の定番アプローチ】

グリーン周りの名手・藤田寛之によるアプローチレッスン連載。ライ、グリーン、ピンポジなどあらゆる状況下でのアプローチの打ち方や考え方を、それぞれ細かく解説してもらう。16回目は「冬の薄い芝での基本的なアプローチ」。

1.クリーンヒットできる打ち方に変更

「悪ライは近くに立ってトウで打つ」ロッコ・メディエイトがお手本【藤田寛之アプローチのレシピ#16/冬芝の定番アプローチ】
ヒールを浮かすぐらいボールの近くに立って打つ

以前は、タイトな芝の時でもボールを右足側に寄せ、上からカツンと打っていました。しかし、それではボールが強く出やすく、スピンも入りやすくて距離感を出しづらかったんです。昨年、米シニアツアーの選手たちのアプローチを研究したところ、ヒールが浮くぐらいボールの近くに立って打つ選手が多いことに気づきました。これだと安定してクリーンヒットができるんです。バウンスをあまり使わないので、そもそも滑りが良く、ダフりにくくなります。

2.スクエアに構えてパターのように打つ

「冬はボールの近くに立ってトウで打つ」ロッコ・メディエイトがお手本【藤田寛之アプローチのレシピ#16/冬芝の定番アプローチ】
打ち込む必要もなくパターのようにストローク

オープンに構える必要はなく、スクエアなアドレスを意識します。その上でパターのようにショルダーストロークで打ちます。距離感もパターと同様に振り幅で出していきます。ボールはやさしく飛んで、止まってくれます。打った後もターフが取れることはありません。

3.ロッコ・メディエイトを参考にした

「冬はボールの近くに立ってトウで打つ」ロッコ・メディエイトがお手本【藤田寛之アプローチのレシピ#16/冬芝の定番アプローチ】
ボールとの距離感はだいぶ近くなった(左)

一番にお手本にしたのは、PGAツアー6勝のロッコ・メディエイトです。彼は完全にヒールを浮かせて構えていました。その構えから、転がしも、上げるボールもいろんな球を打っていました。自分はまだその領域に達していませんが、フェースを開いたり閉じたり、ラフからでも応用ができるようになりました。いちばんシンプルで、冬だけでなく一年間使えるアプローチだと思います。

最後にレシピのご紹介

「冬はボールの近くに立ってトウで打つ」ロッコ・メディエイトがお手本【藤田寛之アプローチのレシピ#16/冬芝の定番アプローチ】
トウ側で打ちます

・ヒールが浮くぐらいボールの近くに立つ
・クリーンヒットできる
・バウンスを使わずにトウで打つ
・スクエアに構えてパターのように打つ
・距離感は振り幅で出す

協力/葛城ゴルフ倶楽部

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藤田寛之 プロフィール

1969年、福岡県生まれ。専修大を経て92年にプロ入り。日本男子ツアーで20代で1勝、30代で5勝、40代で12勝を挙げた“中年の星”。2012年に年間4勝をマークし43歳で賞金王に輝く。シニア入り後は23年「日本シニアオープン」で優勝。24年「全米シニアオープン」ではリチャード・ブランドとのプレーオフで惜敗した。25年から主戦場を米国に移しPGAツアー・チャンピオンズで活躍中。小技の上手さはツアープロの間でも評判。

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