藤田寛之アプローチのレシピ

「斜面なりに立つor斜面に逆らう」どっちが正解?どっちも正解【藤田寛之アプローチのレシピ#23/左足上がりのピン奥】

2026/06/05 11:00
斜面に対してどう入れるのかを考える

グリーン周りの名手・藤田寛之によるアプローチレッスン連載。ライ、グリーン、ピンポジなどあらゆる状況下でのアプローチの打ち方や考え方を、それぞれ細かく解説してもらう。23回目は「左足上がりの奥ピン」について。

目次

  • 1.二つの考え方がある
  • 2.斜面に逆らって打つには腕力重視
  • 3.斜面なりに立ってフォローで飛ばす
  • 4.状況に合わせて両者を選ぶ
  • 最後にレシピのご紹介

1.二つの考え方がある

斜面に逆らうか(左)、斜面なりに立つか

左足上がりでピンが奥の場合は、飛ばさなくてはいけない状況です。二つの考え方があり、斜面なりに構える打ち方と、斜面に逆らって構える打ち方があります。状況に合わせて選びます。

2.斜面に逆らって打つには腕力重視

腕に自信がある方は逆らって打ち込む

腕力に自信がある方は、斜面に逆らって立って、腕の力で打ち込んでOKです。抵抗がすごく強いので、この場合は打ち込んで終わり。

3.斜面なりに立ってフォローで飛ばす

腕力に自信がない方は傾斜なりに打つ

腕っぷしに自信がない方は斜面なりに立って、フォロー側で飛ばしていきます。サンドウェッジに限らず、ロフトの立ったクラブを選ぶと飛ばせるかと思います。アドレスが重要なので、しっかり斜面に沿って立つことを心がけてください。

4.状況に合わせて両者を選ぶ

グリーン、アゴ、風などの状況で打ち方を選ぶ

ボールを低く出したいときは斜面に逆らって立ちます。グリーン面が受けていたり、足を使いたいときなどはこの打ち方。一方でアゴが高い時など高いボールが必要な時は斜面なりに立って打ちます。グリーン面が下りの状況でも高い球で打つケースが多いです。

最後にレシピのご紹介

・二つの考え方から選ぶ
・腕力があるなら斜面に逆らって立つ
・斜面なりに立って飛ばす打ち方も
・グリーンの状況などで打ち方を選ぶ

■ 藤田寛之 プロフィール

1969年、福岡県生まれ。専修大を経て92年にプロ入り。日本男子ツアーで20代で1勝、30代で5勝、40代で12勝を挙げた“中年の星”。2012年に年間4勝をマークし43歳で賞金王に輝く。シニア入り後は23年「日本シニアオープン」で優勝。24年「全米シニアオープン」ではリチャード・ブランドとのプレーオフで惜敗した。25年は主戦場を米国に移しPGAツアー・チャンピオンズで活躍した。小技の上手さはツアープロの間でも評判。