女子プロレスキュー!

ショートパットはボールのディンプルを見よう 野田すみれ

2019/10/02 05:00

「ショートパット」をレスキュー♪

視線を重視する野田流ショートパットレッスン

【アマチュアゴルファーSさんの悩み】
「1~2mのショートパットがまったく決まりません。カップインの確率を上げる練習法はありますか?」

【野田すみれのレスキュー回答】
狙ったところにボールを打ち出せるかどうか、ショートパットはそこが勝負です。そこで私が実践しているボールをしっかりカップ方向に打ち出すための練習法をお教えします。

1. 片手ドリルが効果的

ストローク中は腹筋を意識する

効果的なメニューは片手のみの練習です。パターは意外と重さがあるため、片手の力だけでは体の軸がブレやすくなります。そんな状況でもしっかりボールを転がせるようになれば、本番でも軸がブレずにストロークできるという訳です。

2. フェースに当たるディンプルを見る

「なんとなく当たる所」ではなく「ディンプル」というのがミソ

練習時のポイントは、ヘッドアップしないことです。ただし、頭を動かさないように頭ばかりに集中すると、上体が窮屈に感じてストロークが不自然になってしまいます。インパクト時、フェース面に当たる1個のディンプルに集中しましょう。

3. ヘッドアップ & 軸ブレを解消

「ボールを漠然と見ていると、左右に軸が動き、フェースが開いたり閉じたりする」と野田

ディンプルという小さな目標を見ることで、自然と目とボールの距離が保たれます。そこまで集中すれば、ヘッドアップを抑えることも、自然と体の軸もブレなくなり、思い通りにボールを打ち出すことができますよ♪

【今回のまとめ】ディンプル1個を凝視せよ

片手ドリルが効果的。
・フェースに当たるディンプルを見る。
ヘッドアップ&軸ブレを解消できる。

取材協力/カメリアヒルズカントリークラブ

■ 野田すみれ(のだ・すみれ) プロフィール

1999年2月8日生まれ、東京都出身。4歳からゴルフをはじめ、世界ジュニアの日本代表を3度経験。2017年にはフィリピン プロゴルフ協会のティーチングプロ資格を取得。現在、日本女子大学に通いながら、今季プロテスト合格を目指し日々トレーニングを行っている。

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