女子プロレスキュー!

パッティングで右手が強すぎる人の対処法 宮田成華

2020/03/18 05:00

「不安定なパッティング」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーTさんの悩み】
「大事なパットの時ほど、利き手である右手が強く入って外してしまいます。どうしたら良いでしょうか?」

宮田成華のレスキュー回答】
ここで外したくない! とプレッシャーがかかった時ほど、私も同じように利き手である右手が強くなってしまう欠点をもっています。今回はそんな私のウィークポイントでもある、ミスの対処法と効果的な練習法をお教えします。

1. 右手が強すぎると打点がズレやすい

緊張する場面ほど手ではなく上体の回転が重要

そもそも右手が強すぎてしまうと、なぜ悪いのか? 右手が強くなると、毎回同じ力感、同じストローク、同じヘッド軌道で動かすことが難しくなってしまうからです。打点のズレを防ぐには、なるべく手の力は最小限に抑えることが求められます。

2. 順手よりクロスハンドがおすすめ

左がクロスハンド、右が順手

利き手が強すぎてしまう人には、利き手を上にして握るクロスハンドがおすすめです。通常ショット時の握りと同じ順手では、どうしても右手の意識が強くなり、緊張する場面ほど、右手を返す動きが入ってしまいます。

3. ティを使った練習法が効果的

上下の打点を揃える効果がある

おすすめの練習法は、ボールの後ろにティを挿して、そこに当たらないようにボールを打つドリルです。ティに当たらないようにヘッドをレベル(平ら)に動かせれば、左右両方の手がバランスよく動いている証拠。練習時にはぜひ試してみてください♪

【今回のまとめ】クロスハンドでティ練習♪

「ティを使って打点を安ティさせましょう(笑)」

・右手が強すぎると打点がズレやすい。
・順手よりクロスハンドがおすすめ。
ティを使った練習法が効果的。

取材協力/八王子カントリークラブ

■ 宮田成華(みやた・なるは) プロフィール

1997年生まれ、東京都出身。ドライバーの平均飛距離は約240ydで、攻めのゴルフを貫くショットメーカー。2017年より国内女子ツアーに参戦し、昨季は4度目の挑戦となったプロテストに合格。2020年シーズンの目標はステップアップツアー優勝。

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