女子プロレスキュー!

本当に効率のいいアプローチ練習法 江口紗代

2021/08/04 05:00

「効果の出るアプローチ練習」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「どんなに練習しても、本番ではグリーン周りでミスばかり…。本当に効率のいいアプローチ練習法はありますか?」

【江口紗代のレスキュー回答】
確かにいろいろな練習法を試しても、なかなか効果が出ないことはよくあります。うまくいかない場合は、練習メニューを見直すこともひとつの手。基本的な動きをチェックしながら、確実に効果の出るふたつの練習法をご紹介します。

1. ティアップしてゆったり振る

ゆったり振るのはヘッドの入り方を確認するため

ひとつ目は、高くティアップしたボールを、ウェッジでクリーンに打つ練習法です。ゆったりしたリズムで、インパクトでどのようにボールをとらえているのかを確認できます。ティに触れてしまうようなら、体の上下動を抑えて振ってみましょう。

2. 右手打ちで上体をしっかり回す

体と右腕が同調しているかを確認する

ふたつ目は片手打ちです。体の軸をキープして、スイング中は絶対に右に倒れないように意識します。右手のみで打つ場合は、軸が右に倒れてダフリやすいため、上体をしっかり回転させて振ることを意識しましょう。

3. 左手打ちでヘッド軌道に注意する

ヘッドが通る軌道を確認する(※図はテークバックの〇×)

左手のみで打つ場合は、テークバックで外側(アウトサイド)に上げやすくなる点に注意しましょう。左腕を右手でしっかり押さえながら、クラブを上げていく動きをチェックします。体の軸を保ちながら、上体を捻転させて振る意識をもちましょう。

【今回のまとめ】ひと工夫で効率アップ♪

スポンジボールなら家の中でもできる

・ティアップしてゆったり振る。
右手打ちで上体をしっかり回す。
左手打ちでヘッド軌道に注意する。

■ 江口紗代(えぐち・さよ) プロフィール

1997年生まれ、岡山県出身。父の影響で小学生の頃にゴルフをはじめ、名門・香川西高等学校を卒業。現在はプロテストに挑戦中。身長153㎝と小柄ながら、ドライバーの平均飛距離は230yd以上。得意クラブはパター。BS日テレ「ゴルフサバイバル」や「白金台女子ゴルフ部」に出演して人気急上昇中。

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