女子プロレスキュー!

本当に効率のいいパット練習法 江口紗代

2021/08/11 05:00

「効果の出るパッティング練習」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーRさんの悩み】
「同じようにパッティングしたつもりでも、毎回距離感が変わってしまい3パットばかり…。本当に効率のいいパット練習法はありますか?」

【江口紗代のレスキュー回答】
同じように打っても距離感が合わないのは、毎回ストロークがバラバラの動きになっている証拠。悩みを解決するためには、出球の転がりを毎回同じように打てるストロークが求められます。今回はプロのように何時間も練習に充てられないアマチュアの皆さんに、少ない時間でも効率よく上達できる練習法をご紹介します。

1. 順回転で転がすための練習法が◎

順回転で転がすための2つのドリルをご紹介

出球の転がりを統一させるには、左右にブレにくい縦回転をボールにかけることが必要です。進行方向にストレートに上下回転させる順回転が必須。コンスタントに打てるように練習することで、確実に効果を得ることができます。

2. 振り幅にティを置いたドリル

どのようにヘッドを動かせば順回転に転がるかを確かめる

ひとつ目は、ボールの両サイドに適度な間隔でティを置き、その幅でストロークを行う練習法です。テークバックとフォローの振り幅が異なると、ストロークがブレる原因になります。いつでも1:1の左右対称の振り幅で振れるように意識しましょう。

3. 手前のコイン2枚に触れないドリル

体の軸が少しでも傾けばコインに当たってしまう(右)

ふたつ目は、ボールの手前に置いた2枚重ねのコインに当てないように打つ練習法です。ボールの赤道(横から見たときの中央ライン)より上側にヒットさせることで、順回転をかけやすくなります。上下の打点がそろうように反復練習しましょう。

【今回のまとめ】明確な目的をもつことで効率アップ♪

転がりを重視した結果クロスハンドにしている

順回転で転がすための練習法が◎。
・振り幅にティを置いたドリル。
・手前のコイン2枚に触れないドリル。

■ 江口紗代(えぐち・さよ) プロフィール

1997年生まれ、岡山県出身。父の影響で小学生の頃にゴルフをはじめ、名門・香川西高等学校を卒業。現在はプロテストに挑戦中。身長153㎝と小柄ながら、ドライバーの平均飛距離は230yd以上。得意クラブはパター。BS日テレ「ゴルフサバイバル」や「白金台女子ゴルフ部」に出演して人気急上昇中。

江口紗代'sレスキュー 記事一覧