“油断大敵! パー3のティショット” 井上希

画像 井上希“油断大敵! パー3のティショット”
画面左がPW、右が6I のとき

まずは「ティの高さ」から!

【アマチュアゴルファーの悩み】
「ショートホールのティショットで、引っかけやプッシュアウト、またトップやオーバーすぎてしまうなどのミスが多発……ティショットで注意すべきことを教えてください」

フェアウェイと違い、足場が平らでティアップもできるショートホールのティショット。だからと言って決して簡単ではありません。ショートアイアンでは引っかけのミス、ミドルアイアンやロングアイアンでは正確な距離感を出すことが難しいからです。

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ショートアイアンは、ティ「低め」!

(画像2枚目) 井上希“油断大敵! パー3のティショット”
「低め」といっても、ボールが芝にめり込んでしまったら×

ロフト角が大きくつかまりやすいショートアイアンは、ティアップを低くするのがポイントです。多くのアマチュアゴルファーは、ダフリを恐れて高くする人が多いのですが、これは危険! 例えクリーンにヒットできたとしても、ティアップが高い分フェースの上部に当たり、思い通りの距離が出せないからです。

(画像3枚目) 井上希“油断大敵! パー3のティショット”
目的はあくまでも“脱・アオリ打ち”

また高くティアップしてしまうと、クラブがアッパにー入り、ボール手前でヘッドが着地してしまうので引っかけの原因になってしまいます。ショートアイアンでは、ボールを芝に沈ませないくらいの「ギリギリの高さ」でティアップすることを覚えておきましょう。

ミドルアイアン以上は、「やや高め」!

(画像4枚目) 井上希“油断大敵! パー3のティショット”
クラブをソールしたとき、芯の高さにくるのが目安

反対に、ミドルアイアンやロングアイアンは、ショートアイアンよりボールはつかまえにくい番手です。ティアップは芝から少し浮かせる「やや高め」にすることをおすすめします。ボールが浮いていれば、その分ヘッドが返る時間を持たせることができるので、つかまりやすくなるのです。

(画像5枚目) 井上希“油断大敵! パー3のティショット”
トップからフォローまで、頭の位置が変わらない

また、体の上下動を抑えられるため、敢えてティを高く設定することもひとつの手段。ティを高めにすることで、スイングの上下の動きを無意識に最小限に抑えながらボールをヒットできるメリットがあるからです。また、ティを高くすることで、アッパーに振り上げることなくレベルに振ることができれば、風に強いローボールにもなりますよ。

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