女子プロレスキュー!

“2~3mのパットを決めきるには?” 竹村千里

2016/08/31 09:00

カップを見ながら素振りが◎

「テンポよくアドレスに入りましょう」

「2~3mを決め切るには、タッチを合わせることも重要です。ショートしたりオーバーしたり、結局決め切れず、その後も折り返しパットが外れ、無駄な1打を増やしてしまうことにもなりかねません。そんなミスを防ぐのにおすすめなのが、“カップを見ながら素振りをするルーティン”です。

“正確さ”より“感性”を重視!

「ヘッドを見ているだけでは、ストロークの姿勢にも悪影響」

距離感が合わないという多くの方が、ボールに向かって一生懸命正確なストロークをするための素振りをしています。1m以下のショートパットでは有効な素振りかも知れませんが、2~3mの距離感ならストロークの速さやボールの転がるスピードが大切。機械的な動きより、感性を重視したい1打なのです。

同伴者のパットを予測する

ラインだけでなくタッチの情報が満載

ですから、同伴競技者のボールの転がるスピードを見るのも、とても参考になります。転がるスピードを見ながら、オーバーするかショートするか、予想することで感覚が磨かれると思います。パッティングはカップに入れるという目標が決まっているショットだけに、一喜一憂しがちですが、心にゆとりを持つことも大切。どんな1打も楽しむことを忘れないでください」

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【レスキューPOINT】
・頭の位置はそのまま!
・目線の高さを変えない
・カップを見ながら素振りをする

【Lesson生】
服部紗也加(はっとり・さやか)さん
1994年生まれ、大阪府出身。2015年、GDO「ゴルフアンバサダーオーディション」にてジュニアゴルフアンバサダー準グランプリを獲得。愛称“さぁちゃん”。ゴルフの腕前は初心者レベル、平均スコア140

「これでパットの距離感が改善♪」

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