“2~3mのパットを決めきるには?” 竹村千里
2016/08/31 09:00
明暗を分けるのは、ボールの“転がり”
「2~3mを決めきりたいと思ったら、ボールの転がりを確認してみてください。よくボールにラインを引き、転がりをチェックしているプロが多いですよね。ボールに引いたラインが一直線になるような回転なら、ラインに乗せやすく、思い通りに転がせます。
体の軸を動かさないこと!
転がりを良くするには、パターの芯に当てることが欠かせません。そのためには体の軸を動かさずにストロークすることが大切です。決めきれない人の傾向として、『結果が早く知りたい』と打ち出されたボールをすぐに追ってしまうため、頭が早く上がってしまっています。結果的に体が早く目標を向いてしまうので、ヘッドも早く上がり転がりが悪くなってしまうのです。
ズバリ頭を動かさない!
頭を動かさないためには、目線の高さを変えずに視界からボールが消えるまで頭は動かさないようにします。これが守れれば、体のブレが抑えられ、軸が安定。ヘッドを低く長く動かしやすくなります。良いときのリズムとテンポを体で覚えれば、再現性も高くなりますよ」