女子プロレスキュー!

ミート率を上げるには? 大山亜由美

2017/04/09 18:00

大注目の人気プロ・大山亜由美が登場♪♪

気温も暖かくなり、いよいよゴルフシーズン到来♪ 今週コンペの予定がある、または週末ラウンドしてきたという人は多いことだろう。次のラウンドの予習に、前のラウンドの復習に、話題の女子プロがあなたを手助け!!

今回から、大手芸能プロダクション「オスカープロモーション」とマネジメント契約を結ぶ異色のプロゴルファー・大山亜由美が登場!

“ドライバーショットの安定感”をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「ドライバーが苦手で、右に左にミスショットばかり…。芯に当たる確率を上げるにはどんな練習をすればよいですか?」

大山亜由美のレスキュー回答】
ミート率を上げるために私が意識しているのは、軸をブレさせないことです。私も調子が悪くなると軸が右に傾き、クラブが下から入ってしまいます。今回はそんな時にある道具を使ってスイング修正する方法をお教えします。

「ヒ・ミ・ツ道具は“ゴムバンド”!」

ミート率が落ちる原因、それはスバリ腰のスウェーです。私がスウェー防止や下半身の使い方を改善するためにやっているのが、このゴムバンドを使った練習法! 100円ショップなどで購入できるもので十分ですよ♪

太モモに巻く!

アドレスの際、太モモにやや圧がかかるゴムバンドを巻いてください。太モモといっても両ヒザのやや上あたりで十分です。それを締めたまま、ボールを打ってみてください。軸のブレが少ない“スウェー”しないスイングが身につきます。

“右ヒザ”が傾いてはダメ!

スウェーの原因は“ヒザ”に関わる2点の動きです。まず1点目は、切り返し以降ダウンスイングからインパクトにかけて、右ヒザの角度が目標方向へ向いてしまう点です。右ヒザが正面ではなく斜めに向くことで、腰が右サイドに流れてしまいます。

“両ヒザ”の高さを変えてはダメ!

ゴムバンドを巻くと高さは一定になる

もう1点は、両ヒザの高さ。右ヒザが左ヒザの高さより下がってしまうことで、全身の軸が右へ傾いてしまうのです。

「ブレないスイングが身につきます♪」

そこで効果があるのが、このゴムバンドです。両ヒザの間隔をアドレスからインパクトまでキープさせることで、右ヒザの向きを変えず、両ヒザの高さをキープできるのです。これによって下半身を安定させながら、上半身のみを動かすブレにくいスイングの動きが身につきますよ♪

まとめは動画でCheck!!

取材協力/島津ゴルフ倶楽部

■ 大山亜由美(おおやま・あゆみ) プロフィール

1994年生まれ、鹿児島県出身。高校時代に出場した2011年の国体で2位に入るなど輝かしい経歴を持つ。2015年プロテスト合格。今季はステップアップツアーを主戦場にレギュラーツアーを目指す

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