女子プロレスキュー!

ベルトを回してフェアウェイウッドの苦手克服! 加賀其真美

2017/07/16 18:00

“FWの成功率”をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーDさんの悩み】
「平らなライでも直接芝の上から打つとなると、フェアウェイウッド(以下、FW)に自信が持てません。どんなことに気を付ければ良いですか?」

加賀其真美のレスキュー回答】
私はFWを使うとき、気を付けていることが2点あります。1点は“ボール位置”。もう1点は“スイングイメージ”です。

【1.ボール位置】“右足寄り”はミスのもと!

まずは、1点目の“ボール位置”について。ティショットとは違い、芝の上から直接打つFWでは「クリーンに当てたい」という思いから、ボールを右足寄りに置く人が結構いらっしゃいます。ですが、これがミスの原因に…。

ボール2個分“左足寄り”が正解!

右足寄りに置くと、インパクトで体重移動がしにくく、フェースが戻りきらず開いたまま当たりやすいのです。最初は「当たらなそう」と不安に思うかもしれませんが、真ん中より左足寄りに置くことが成功率を上げるコツです。FWの長さに合ったボール位置、だいたい真ん中より2個分左足寄りに置くのが正しいセットです。

【2.スイングイメージ】体を水平に回す

もう1点は“スイングイメージ”です。FWで常に意識するのは、体を水平に回すことをイメージします。FWでよく起きるダフりやトップは、体の右サイドが下がりすぎて、クラブがインサイドから入ってしまうためと考えられます。

“ベルト”を水平に保つ意識で打つ!

意識するのは、“ベルト”です。スイング中は、腰に巻いている“ベルト”を水平に保って、回転させるように体を動かしています。そうすることで、上体を上下することなく、水平に回しやすくなります。皆さんも“ベルト”を意識してFWを打ってみてください♪

【今回のまとめ】 “FWの成功率”をレスキュー♪

・ボールは真ん中より2個分“左足寄り”が正解
・体を水平に回転させるイメージ
・“ベルト”を水平に保つ

取材協力/カレドニアン・ゴルフクラブ

加賀其真美(かがその・まみ)
1991年生まれ、福岡県出身。父の影響で12歳からゴルフをはじめ、ゴルフの強豪校沖学園へ進学。2012年にプロテスト合格。今季はステップアップツアーを中心にレギュラーツアーにも参戦。シード獲得を目指す

加賀其真美'sレスキュー 記事一覧