フェアウェイウッドは短く持ってミス軽減
2010/09/30
「ガッカリするミスをなくしたい」
「フェアウェイウッドで、少しでも距離を稼ぎたい場面に限って、ボールの上を叩いたり、ダフってしまったり、ガッカリするミスが多いんです。払うように打とうと意識しているのですが、ミスを避けられません・・・」(會沢さん、ゴルフ歴7年)
【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西
払うように打ってはいけません!
確かに、フェアウェイウッドは払うように打つと言われています。しかし、払っているつもりでも、ついすくい上げてしまうミスが出やすいんです。しかも、フェアウェイウッドだけ打ち方を変えるのは、アイアンショットにも悪影響を与えかねません。では、どのように打てば良いでしょうか?
アイアンショット同様に打ち込んでOK
結論は、フェアウェイウッドも払わずに、アイアンショットと同様、ダウンブローで打ち込むようなスイングでOKなんです。まずは、ガッカリするようなミスを減らし、ミート率を上げることが大切。ちょっとしたコツを覚えれば、ミート率がグンと上がりますよ。
7番アイアンのように短く持ちましょう
クラブが長いと、どうしても打ち急いだりして、ミスを誘いがちです。それなら、はじめから短めにグリップしてしまえばいいんです。短く持つ目安は7番アイアン。実際に、7番アイアンを並べてみて、グリップの位置を確認してみましょう。
シャフトに近いところで握る
7番アイアンくらいの長さで握ると、グリップはシャフトにかかるくらいのところになります。短く握って構えるだけでも、アイアンショットのようなイメージが出て、打ちやすそうな感じになりますよね。
ボールはスタンスの中央にセット
ボールポジションも7番アイアン同様に、だいたいスタンスの中央にセットします。もう一度言いますが、払うのではなく、打ち込むイメージでいいんです。
左足が伸び上がらないように注意
注意すべき点は、インパクトで左足が伸び上がってしまわないこと。すくい上げようとすると、左サイドが伸び上がって、ミスにつながります。上げようとしなくても、しっかり打ち込んでミートできればボールは勝手に上がりますから、そこだけは注意してくださいね。
左足体重で練習すれば打ち込む感じが分かります
どうしてもすくい上げてしまう場合は、アドレスの時点から、左足体重で構えて、練習してみましょう。左サイドが伸び上がることなく、打ち込む感じが掴めるはずです。
まずは確実なミートを目指しましょう
短く持っても、確実にミートできれば、飛距離が大きく落ちることはないと実感できたと思います。残念なミスが減って、より安定感が出てくれば、フェアウェイウッドに大きな自信が持てるようになるはずですよ!
丸山幸子インストラクター プロフィール
コナミスポーツクラブ都賀勤務。「ゴルフって楽しい」と生徒から言ってもらえることを最大の目標に、初心者の方から上級者の方まで楽しく、時には厳しく、わかりやすいレッスンを展開。体のコンディショニングもお任せ。今年のコンセプトは、ゴルフ&ビューティー(男性も...)。
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