女子プロレスキュー!

方向性を劇的アップさせる「例え手スイング」 川崎志穂

2018/02/04 11:00

「アイアンの方向性」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーKさんの悩み】
「アイアンショットが右へ左へ曲がり、まったく安定しません。どのようなことに気をつければ方向性は良くなりますか?」

川崎志穂のレスキュー回答】
右へ左へ曲げてしまう大きな原因は、フェース面がインパクトで開いたり閉じたり安定していないことが考えられます。

1. クラブを体の部位に例える

体とクラブの一体感を出すのが狙い

方向性を上げるおすすめの方法は、フェース自体を意識するより、クラブを体の部位に例えてイメージして打つ方法です。フェース面を「右手のひら」、シャフトを「左腕」とイメージして打ってみてください。

2.「右手のひら」で押し出し、「左腕」は動かさない

どちらも実際の動きというよりは“イメージ”

右手のひらのフェース面は、インパクト時にロフト角が少し立ち気味でボールを押していくようなイメージです。左腕のシャフトは、必要以上に動かさず、左腕からシャフトまで“一本の棒”のようにつながっているようなイメージを持ってください。

3. グリップを握る前にインパクトをイメージする

不安定の人はフックorウィーク気味の疑いあり

ポイントは握り方です。ベストは右手のひらがインパクトからフォローにかけて、目標方向に向けられている握り方です。まずは握る前にインパクトをイメージすることが重要。イメージひとつで、きっと方向性は良くなりますよ♪

【今回のまとめ】クラブを体の部位でイメージする

・フェースを「右手のひら」、シャフトを「左腕」に例える。
・インパクトでは、右手のひらでボールを押し出すイメージ。
・シャフトは左腕と一本の棒でつながっているイメージ。
・グリップを握る前にインパクトをイメージする。

取材協力/姉ヶ崎カントリー倶楽部

解説/川崎志穂(かわさき・しほ)
1996年生まれ、千葉県出身。17年はQT25位の資格でレギュラーツアーにフル参戦するとともにプロテストに合格。171cmの長身から放たれる260yd超えのロングドライブを武器に、18年はステップアップツアーを主戦場に戦う。姉ヶ崎CC所属。

川崎志穂'sレスキュー 記事一覧