女子プロレスキュー!

フェアウェイバンカーで失敗しない”ちょいワザ” 川崎志穂

2018/03/04 11:00

「フェアウェイバンカー」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーYさんの悩み】
「フェアウェイバンカーからのショットが苦手で、いつもダフってしまいます。改善策を教えてください」

川崎志穂のレスキュー回答】
フェアウェイバンカーで一番やってはいけないミスがダフリです。距離が稼げませんし、バンカーから一度で出ないこともあるからです。ここでは最低限のダフらせない方法をお教えします。

1. 左足を少しだけ埋める

埋めすぎ注意。右足よりやや沈む程度でOK

ダフリの主な原因は、体の右サイドが下がった状態でクラブが下から入ってしまうことにあります。体重が右側に残ったままにならないように、アドレスに入る際に左足を少しだけ砂に埋めて、左足下がりの状況を作ってください。

2. ヘッドはレベルに入れる

悪くてもトップで良しという感覚で…

スイング中の体重移動は抑えめのほうが、ダフる危険性は少なくなります。またクラブは下から入れるよりは、なるべくレベル(平ら)に入るイメージで。砂を多く取りすぎず、ボールをクリーンにとらえる感覚で振りましょう。

3. 距離ピッタリの番手を選ぶ

「最後までしっかり振り抜きましょう!」

ダフリのもうひとつの原因はインパクトでの緩みです。特に大きめの番手を持って、スイングの強弱で残りの距離を合わせにいくと危険です。スイングの力感が最後まで変わらないように、距離ピッタリかグリーン手前でも良しとする番手で、フルスイングで攻めたほうが安全ですよ♪

【今回のまとめ】絶対ダフらせない方法

左足を軽く埋めておく。
レベルブローのイメージで振る。
距離ピッタリの番手を選ぶ。

取材協力/姉ヶ崎カントリー倶楽部

解説/川崎志穂(かわさき・しほ)
1996年生まれ、千葉県出身。17年はQT25位の資格でレギュラーツアーにフル参戦するとともにプロテストに合格。171cmの長身から放たれる260yd超えのロングドライブを武器に、18年はステップアップツアーを主戦場に戦う。姉ヶ崎CC所属。

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