女子プロレスキュー!

ショートパットを何度も外さないために… 川崎志穂

2018/03/25 11:00

「ショートパット」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーKさんの悩み】
「1m以内のショートパットを頻繁に外してしまいます。1度外すと自信がなくなって2度3度とボロボロに…。次につながらないようにするために、気をつけなければならないことは何ですか?」

川崎志穂のレスキュー回答】
ショートパットはアドレスさえ決まれば、あとはしっかりインパクトするだけで良いと考えています。1度ミスした後、2度同じような失敗をしないために、常に思い返していることをお教えします。

1.「目」より「耳」を使う

「カコン」と入る音がするまで頭を上げない

ショートパットを失敗したときは、打った直後のボールを目で追ってしまっている可能性が高いです。顔がカップを向いてしまうと、体の軸がブレて、しっかりボールをミートできません。1m以内ならば、カップインは入る音で確認する気持ちで挑みましょう。

2. やや強めのタッチで打つ

芯でとらえることが目的

緊張していたり、プレッシャーを感じると、どうしても手が前に出ないことが多いです。インパクトが緩まないように、タッチはジャストより多少オーバーするくらいの強さで打ちましょう。カップの向こう側の淵にぶつけるくらいのイメージでOKです。

3. グリップを強く握る

川崎プロはクロスハンドグリップ

強くタッチを出すためには、グリッププレッシャー(グリップの握り加減)をいつもより強くしています。インパクトが緩む原因は多々ありますが、力量がストローク中、強弱してしまうことが大きな原因のひとつ。最初に強めにグリップしておくことで、最後まで力が抜けることなく緩むことを防いでくれますよ♪

【今回のまとめ】頭を上げず強気で狙う

・カップインはで確認する。
強めのタッチで打つ。
グリップを強く握る。

川崎志穂編・終了)

取材協力/姉ヶ崎カントリー倶楽部

解説/川崎志穂(かわさき・しほ)
1996年生まれ、千葉県出身。17年はQT25位の資格でレギュラーツアーにフル参戦するとともにプロテストに合格。171cmの長身から放たれる260yd超えのロングドライブを武器に、18年はステップアップツアーを主戦場に戦う。姉ヶ崎CC所属。

川崎志穂'sレスキュー 記事一覧