5番アイアンを打ちこなすには? 岡村優
「ロングアイアンの打ち方」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーZさんの悩み】
「5番アイアンをバッグに入れていますが、当たらないのでめっきり出番が減っています。ロングアイアンをやさしく打つ方法を教えてください」
【岡村優のレスキュー回答】
ロングアイアンのミート率を上げるには、レベル(平らな)軌道で振ることがポイントです。今回はレベルで振ることができるための練習法と準備法をお教えします。
1. 高めのティアップで練習する
まず1つ目は、高めにティアップしたボールを打つ練習法です。ボールだけを狙い打ち、やや低めの弾道が出るように打っていきます。ティも一緒に当たってしまっているようなら、レベルではなくダウンブローが強くなっている証拠です。
結果的にボールだけをヒットできたとしても、打ち出しから弾道が高く上がってしまっていてはNGです。これは軌道がアッパーになっている証拠です。ダフリやトップといったミスを引き起こしてしまいます。
2. 正面の目印を見ながら素振り
レベルに振るには、体の軸を維持することも重要です。インパクト以降で体が後ろに残るとアッパー軌道、反対に突っ込んでしまうとダウン軌道になってしまいます。
体の軸をブラさないためには、正面に目印を見つけ、それを見続けながら素振りをすることが効果的です。目線を固定することで体の軸が倒れにくくなり、レベルに振りやすくなるのです。ラウンド中でもできる簡単な対処法ですので、5番アイアンを使う前にはぜひ試してみてください♪
【今回のまとめ】5Iをうまく打つ対処法
・高めにティアップして練習する。
・目印を見ながら素振りを行う。
取材協力/江戸崎カントリー倶楽部
解説/岡村優(おかむら・ゆう)
1997年生まれ、茨城県出身。小学生の頃にレスリングの全国大会で4連覇を達成。ゴルフは8歳から始め、13歳のとき出場した中国ツアーの大会で2位に入り脚光を浴びる。今季はステップアップツアー優勝とプロテスト合格を目指す。